その営業メール返信ゼロでしょ?営業メールを赤ペンで斬る【営業メール赤ペン斬り#1】
📌 この記事の結論(3行で分かるまとめ)
- 営業代行の会社に「営業人材いかがですか」と送った時点で、このメールは終わっています。相手を5秒調べればわかることです。
- 「商談数を増やしたい」のような、誰にでも当てはまる悩みの箇条書きは読まれません。
- 自社の数字は、相手の得に言い換えないと「だから何?」で終わります。
どうも!
原です!

レイゼクスはクリエイティブ・IT業界の中小企業に特化して、新規取引先を増やすための営業代行を行っている会社です!テレアポ・フォーム営業・メール・SNSなど複数チャネルを組み合わせて、AIとアナログを掛け合わせた自社開発の営業システム「0っと」を武器に、これまで1,200社以上のご支援をしてきました!
今日から新連載です!
その名も「営業メール赤ペン斬り」。
レイゼクスに実際に届いた営業メールを、営業のプロが赤ペンで斬っていきます!
晒し上げではありません。
会社名も人名も伏せています。
斬るのは「文面」だけです。
なぜなら、このメールと同じミスを、あなたの会社の営業メールもやっている可能性が高いからです!
「うちのメールは大丈夫」
そう思っていませんか?
正直に言います。
返信が来ていないなら、大丈夫ではありません!
今回届いたメール
記念すべき第1回は、10月に問い合わせフォームから届いたこちらです。
✉ 実際に届いた文面(伏せ字済み)
株式会社レイゼクス
営業・採用ご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。
A社 アウトソーシング事業部の担当者と申します。
弊社は、インサイドセールス・フィールドセールス・テレアポ領域に特化した人材アウトソーシングを行っております。
営業活動において、
・商談数を増やしたい
・すぐに組織強化を図りたい
・ただ、正社員採用には時間もコストもかかる
このようなお悩みをお持ちの企業様に、営業人材の業務委託活用をご提案しております。
弊社では累計〇〇〇名の営業人材が稼働しており、常時〇〇名以上が待機しているため、最短〇日でのご提案が可能です。
(中略)
ご都合の良いお時間で、15~20分ほどお打ち合わせのお時間をいただくことは可能でしょうか。
※会社名・人名・連絡先・具体的な人数は伏せています。
…はい。
もう一度言います。
レイゼクスは営業代行の会社です!
💭 受け取った社長の本音
💭 受け取った社長の心の声
「いや、うち営業を売ってる側なんだけど…」
「ホームページの一番上に“営業代行”って書いてあるよね?」
「これ、何百社に同じ文面で送ってるな」
これが、受け取った側の正直な感想です!
そして、この3つ目の「同じ文面で送ってるな」と思われた瞬間に、どんなにいいサービスでもゴミ箱行きです!
赤ペン①:相手を5秒も調べていない
結論:送る前に、相手のホームページのトップだけは見てください。
- ❌「営業・採用ご担当者様」
- ❌営業代行の会社に、営業人材を売り込む
レイゼクスのトップページを開けば、5秒で「営業代行の会社」だとわかります。
それを見ていないということは、リストの上から順に、同じ文面を流し込んでいるだけです。
しかもフォームの「ご依頼タイトル」は「その他サービスについて」、「何で知ったか」は「その他」。
ここまで来ると、もはや受け取る側も「はいはい一斉送信ね」と0.5秒で判断します。
- ✓送る前に、相手が「何を売っている会社か」を1行で言えるか確認する
- ✓言えないなら、そのリストは送る前に作り直す
フォーム営業は、数を打つほど「調べていない会社」の烙印を量産する時限爆弾です!
赤ペン②:悩みの箇条書きが、誰にでも当てはまる
結論:全員に当てはまる悩みは、誰の心にも刺さりません。
- ❌「商談数を増やしたい」
- ❌「すぐに組織強化を図りたい」
商談数を増やしたくない会社は、この世に存在しません。
だから読んだ瞬間に「はいはい、一般論ね」でスルーされます。
- ✓相手の業種・規模に合わせて、1つだけ具体的な悩みを書く
例えば、社員10人の制作会社に送るなら、こうです。
- ✓「社長が営業も制作も兼ねていて、忙しい月ほど新規の電話が止まっていませんか?」
悩みは3つも要りません。
当たる1つで十分です!
赤ペン③:自社の数字が「だから何?」で終わっている
結論:数字は、相手の得に言い換えて初めて意味を持ちます。
- ❌「累計〇〇〇名が稼働」
- ❌「常時〇〇名以上が待機」
送った側は「実績がある」「すぐ動ける」と言いたいのだと思います。
でも、受け取った側にはこう聞こえることもあります。
「仕事がない人が〇〇名もいるの?」
数字は、言い方ひとつで逆効果になります。
- ✓「御社と同じ〇〇業界の案件を経験した担当を、最短〇日でご紹介できます」
人数の多さではなく、「相手にとって何がうれしいか」に言い換える。
これだけで、同じ数字でも読まれ方が変わります。
番外:最初から「15〜20分ください」
いきなり打ち合わせをお願いするのは、初対面で「とりあえずお茶しましょう」と言うようなものです!
相手からすれば、時間を取る理由がまだ1つもありません!
最初のメールで求めるのは、「資料を見てもいいかな」くらいの小さな一歩で十分です!
【書き直し】Before/After
そもそも、営業代行の会社には送らないのが正解です!
それでも「送るなら」という前提で、相手を社員10名ほどの制作会社に変えて書き直すと、こうなります。
| 項目 | Before | After |
|---|---|---|
| 宛先 | 営業・採用ご担当者様 | 代表の〇〇様 |
| つかみ | 突然のご連絡失礼いたします | 御社の〇〇の実績を拝見してご連絡しました |
| 悩み | 誰にでも当てはまる3つ | 制作会社によくある1つ |
| 数字 | 人数の多さ | 相手の業界での経験 |
| お願い | 15〜20分の打ち合わせ | 1枚の資料を見てもらう |
✍ 書き直した文面
〇〇株式会社
代表 〇〇様
御社の〇〇の制作実績を拝見し、ご連絡しました。A社の担当者です。
社員10名前後の制作会社さんから、
「忙しい月ほど新規の電話が止まり、翌々月に仕事が途切れる」
というご相談をよくいただきます。
弊社では、制作会社の新規開拓を経験した営業担当を、最短〇日でご紹介しています。
御社と近い規模の会社での事例を1枚にまとめましたので、よろしければご覧ください。
(資料)
必要なければ、このままお読み捨てください。
長さは半分。
でも、読まれる確率は何倍にもなります!
レイゼクスがやっていること
この連載でお伝えしたいのは、「営業メールは文面で9割決まる」ということではありません。
送る相手を間違えたら、どんな名文でも0点ということです!
レイゼクスでは、自社開発の営業システム「0っと」で、送り先のリストと反応を管理しています。
- ✓送る前に、相手の業種・規模・何を売っている会社かを確認する
- ✓反応があった文面・なかった文面を記録して、次の文面に反映する
- ✓「今じゃない」と言われた相手には、時期を見てもう一度連絡する
泥臭く1社ずつ調べる人の手と、反応を記録して改善し続けるAIの仕組み。
この両方がないと、フォーム営業はただの迷惑メールになってしまいます!
よくある質問
Q. フォーム営業は、もう効果がないのですか?
効果はあります。ただし、相手を調べずに一斉送信するやり方は、会社の評判を下げるだけです。相手を絞り、1社ずつ文面を合わせれば、今でも十分に反応はあります。
Q. 営業メールは、どのくらいの長さがいいですか?
スマホの1画面に収まるくらいが目安です。最初のメールで全部を説明しようとせず、「続きを読みたい」と思わせたら勝ちです。
Q. 自社の営業メールも斬ってもらえますか?
はい。無料相談で、今お使いの文面を拝見して、どこで読まれなくなっているかをお伝えします。
最後に
今回のメール、笑って読んだ社長も多いと思います。
でも、ちょっとだけ自社の営業メールを開いてみてください!
「〇〇ご担当者様」
「突然のご連絡失礼いたします」
「このようなお悩みはありませんか?」
…書いていませんか?
次回も、実際に届いた営業メールを斬っていきます!
📩 無料オンライン相談のご案内
「営業メールを送っても、返信が来ない」
「フォーム営業をやっているけど、反応がない」
そんな社長のために、レイゼクスでは無料のオンライン相談を実施しています。今お使いの営業メールの文面を拝見し、どこで読まれなくなっているかをお伝えします。自社開発の営業システム「0っと」と1,200社以上の支援実績をもとに、御社に合った新規開拓の進め方を一緒に考えます。お気軽にご相談ください。











