株式会社レイゼクスの  あなたの会社は「直請け」か「下請け」か?1,200社のデータから導く生存ルート

あなたの会社は「直請け」か「下請け」か?1,200社のデータから導く生存ルート

あなたの会社は「直請け」か「下請け」か?1,200社のデータから導く生存ルート

どうも。
仲村です。

弊社はクリエイティブ・IT業界に特化して、新規取引先を開拓する営業支援をご提供しています。

特に営業スタッフがいない少人数規模の支援に強みがあり、これまで1,200社以上の経営を見てきましたが、売上が月商500万円の壁でピタッと止まってしまう、あるいは利益が全く残らずに疲弊している会社には「ある共通点」があります。

それは、「自社の強みと、営業先のターゲットが完全にミスマッチを起こしている」ということです。

特に最近、SNSや怪しいコンサルタントの影響で、業界内に蔓延している「直請け至上主義」。
「代理店の中抜きがないから、事業会社から直で案件を獲れば儲かる!」
「いつまでも下請けをやっている会社はダサい!」

こんな甘い言葉に乗せられて、自社の立ち位置(身の丈)を理解しないまま直請けに特攻し、大炎上して消えていった小さな制作会社を、私たちは山ほど見てきました。

ということで今回は、これまで支援した1,200社のリアルな実データと失敗事例から見えてきた、あなたの会社が生き残るための「ターゲット選定の絶対基準」をお伝えしたいと思います。

【実録】「直請け」を狙って大炎上した制作会社の末路

まずは、私たちが実際に見てきた「典型的な大炎上事例」をご紹介しましょう。

【事例】従業員5名のWeb制作会社(デザイン・コーディング特化)

これまで広告代理店の下請けを中心に手堅く回していたが、利益率を上げようと一念発起。

「直案件獲得」を掲げ、地元の事業会社(非IT企業)を中心に営業を開始。

見事、数百万円のWebサイトリニューアル案件を「直接」受注した。

「これで中抜きなしだ!丸儲けだ!」と社内は沸き立ったが、ここからが地獄の始まりだった。

よく考えれば当たり前のことなのですが、直請けということは、間に入って交通整理をしてくれる「優秀なディレクター」がおらず、すべて自分たちで対応する必要があります。

  • 終わらない要件定義: クライアントはITの素人。「なんか今風で、シュッとした感じで、売上がドカンと上がるサイトにしてよ」というポエムのような要望を、何週間もかけて言語化させられる。
  • 無限修正ループ: 代理店なら「ここから先は仕様変更なので追加費用です」とブロックしてくれるが、直請けだと「え?これもやってくれないの?プロでしょ?」と押し切られる。
  • 謎のコンサル業務: 「ついでに社内のパソコンのWi-Fiも直して」「インスタの運用も教えて」という、契約外の雑用が無限に降ってくる。

その結果、どうなったか。
納期は数ヶ月遅れ、デザイナーは深夜残業とクレーム対応で疲弊して退職。

数百万円の売上は立ったものの、投下した総労働時間で割ると「時給換算で一般的なアルバイト以下」という大赤字案件に化けてしまいました。

【実制作特化型】案件タイプ別の実質利益率イメージ
❌ 事業会社への直請け(ディレクション稼働で大赤字)

実質利益:低

⭕ 大手代理店・制作会社の下請け(実制作のみに集中)

実質利益:高(安定継続)

なぜこんな悲劇が起きたのか?
それは、彼らが「作る力(実制作)」しかないのに、「企画・ディレクション力」が求められる事業会社に営業をかけてしまったからです。

【自己診断】あなたの会社はAタイプ?それともBタイプ?

クリエイティブ企業には、大きく分けて2つのタイプが存在します。
直感で、自社がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。

A:コンサル・プロデュース型

  • クライアントのビジネス課題や売上アップについて考えるのが好き
  • 「言われたモノを作るだけ」だとモチベーションが下がる
  • 企画書や提案書の作成が苦にならない
  • デザインや開発の「実作業」は外部パートナーに任せることも多い
  • 予算取りやスケジュール交渉などの「折衝」が得意

B:職人・クリエイター型

  • とにかくUI/UXを磨き上げたり、美しいコードを書いたりするのが好き
  • クライアントの「ふわっとした要望」をヒアリングするのは正直面倒くさい
  • 仕様が決まっているものを、完璧なクオリティで納品することに命を懸けている
  • 提案書を作る時間があるなら、1行でも多くコードを書きたい
  • 素人からの「なんか違う」という抽象的なダメ出しにイラッとする

さて、いかがでしょうか。
この診断結果によって、あなたの会社が向かうべき「生存ルート」は完全に二分されます。

ターゲットを間違えると「地獄のデスマーチ」が始まる

もしあなたの会社が【Aタイプ(コンサル型)】なら、狙うべきは間違いなく「事業会社(直案件)」です。
代理店の下請けに入ってしまうと、せっかくの企画力やビジネス視点を活かせず、「言われた通りに直して」というただの作業員として扱われ、単価も頭打ちになります。

逆に、あなたの会社が【Bタイプ(職人型)】なら、絶対に「広告代理店・大手制作会社(下請け/パートナー)」を狙うべきです。
先ほどの炎学事例のように、このタイプが無理に直請けを狙うと、クライアントの要件定義や素人質問の対応に忙殺され、本来の強みである「制作の質とスピード」が落ちます。

Bタイプが目指すべき「最強のプレミアム・パートナー」

「下請けは悪だ」というのは、自社で上流工程から巻き取れる大企業のポジショントークです。

優秀なBタイプの会社が目指すべきは、使い捨ての下請けではなく、大手の「最強の右腕(プレミアム・パートナー)」になることです。

面倒なクライアント対応、予算の引っ張り出し、全体の進行管理。これらはすべて、その道のプロである「広告代理店」にやらせればいいのです。

代理店や大手のディレクターは、常に「納期を守り、高いクオリティで上げてくれる、話の通じる外注先」を探し回っています。

「あそこに任せれば、絶対に事故らない」というポジションさえ確立できれば、営業活動ゼロ、上流の面倒なディレクション業務ゼロで、高単価の案件が安定して舞い込むようになります。

利益率を高めるのは「直請け」にすることではありません。「自社の無駄な稼働を極限まで削ること」なのです。

AI×プロの実働で「正しい相手」にアプローチする

営業で一番もったいないのは、「Aタイプなのに代理店にペコペコしている」「Bタイプなのに事業会社にふんわりした企画を提案してスルーされている」というミスマッチの状態で、社長の大事な時間と体力を浪費していることです。

これに気づかず、「営業マンを雇えば解決するはずだ」「最新のMAツールを入れればアポが取れるはずだ」と的外れな投資をして、さらに傷口を広げている会社が後を絶ちません。

弊社レイゼクスが提供しているのは、単なるテレアポ代行やリスト送信ツールではありません。
過去1,200社のデータと最新AIを学習させ、「あなたの会社がAタイプなのかBタイプなのか」を客観的に分析し、最も成約率が高く、利益が出る『正しいターゲットリスト』を自動生成するインフラです。

そして、そのリストに対して、クリエイティブ業界特有の空気感を知り尽くしたプロの人間が、泥臭く架電や個別のアプローチを行います。

  • Aタイプには、予算を持っている事業会社の上層部へダイレクトアプローチ。
  • Bタイプには、今まさに外注先を探して困っている大手代理店のディレクターへアプローチ。
頑張る方向を間違えた泥臭い営業は、今日で終わりにしませんか?

「自分たちの会社は、本当はどこに向かって営業すべきなのか?」
「自社が一番高く売れるポジションはどこなのか?」

そんな客観的な視点が欲しい方は、ぜひ弊社の無料相談をご活用ください。1,200社の残酷な失敗データと成功データをもとに、あなたの会社に合った「正しい生存ルート」を、数字と根拠を持ってお伝えします。

気になる方はぜひお気軽にご相談くださいませ。

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この記事を書いた人: 仲村 達史

仲村 達史

【寂しがりやの一匹オオカミ】 ディズニーやちびまる子ちゃんなど様々な世界観を一人で演じきることで有名。スーパーで割引の惣菜を選ぶその姿は「ONI」と恐れられる。


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