株式会社レイゼクスの  WEB制作会社の営業のやり方|受注が続く会社と止まる会社の違い

WEB制作会社の営業のやり方|受注が続く会社と止まる会社の違い

WEB制作会社の営業のやり方|受注が続く会社と止まる会社の違い

📌 この記事の結論(3行で分かるまとめ)

  • Web制作会社の営業が続かない原因は、営業力ではなく「動く順番」を間違えていることです。
  • 最初に狙うべきは直クライアントではなく、代理店・元請け。1件で終わらず毎月続くからです。
  • 自社サイトからの問い合わせを待つ戦略は、成果が出るまで時間がかかりすぎます。手を動かす営業と並走させてください。

こんにちわわ!

小松です!

レイゼクスはクリエイティブ・IT業界の中小企業や個人事業主に特化をして、新規取引先を増やすための営業代行を行っている会社です!

テレアポ・フォーム営業・メール・SNSなど複数チャネルを組み合わせて、AIとアナログを掛け合わせた自社開発の営業システム「0っと」を武器に、これまで1,200社以上のご支援をしてきました!

さて、そんな弊社のお客様の中でいちばん多いのが、実はWeb制作会社なんです。

社員3名。社長が営業も制作もやっている。
社員10名。営業担当を1人置いたけど、その1人が辞めたら止まった。

こういった中小企業からのご相談を、毎月いただきます!

「うちはWEB制作会社なんだから、WEBで営業できないとおかしいでしょ」

先に結論を書きます。自社サイトで新規を取ろうとするのは、Web制作会社にとって一番遠回りです!

冒頭の言葉、めちゃくちゃ多いです!
そして、この言葉が出た会社ほど、営業が止まっています!

理由は単純で、時間がかかりすぎるからです!

💭 経営者の痛い心の声

「いや、うちは制作のプロだし、SEOもできるし、自社サイトで集客できるはずでしょ」

「営業電話とか、正直ダサいと思ってるんですよね」

「そもそも営業する時間があったら、目の前の案件やらないと納期が…」

わかります!めちゃくちゃわかります!

ただ、うちも自社ブログをこれまで1,829本書いてきた会社として、ひとつ白状させてください!

その1,829本のうち、いま検索から人が来ているのは、たった192本でした!

12年やって、10本に1本です!

自社サイトからの集客って、そういう世界なんです。
やる価値はあります!うちも続けていますし実際に問い合わせも多くいただいてます!
でも「今月の売上をどうするか」の答えにはならないのです!

Web制作会社の営業が止まる、3つのパターン

先に結論です。3つとも原因は同じで、案件が減ってから営業を始めていることです!

弊社に来るご相談を整理すると、だいたいこの3つに分かれます!

パターン1:紹介と既存客だけで回してきた

一番多いです!5年、10年と続いている会社ほど当てはまります!悪くはないんですが、紹介元の会社が方針を変えた瞬間に、売上が半分になります!

パターン2:自社サイト・SNSからの問い合わせ待ち

「WEBで営業する」戦略ですね!数年かけて仕込めば効きます!ただし仕込んでいる期間の売上を、誰も保証してくれません!

パターン3:営業担当を1人採用した

これも多いパターンです!ただ、Web制作会社の営業は業界知識が要るので、立ち上がりに半年〜1年かかります!そして立ち上がった頃に転職される・・・なんてことも少なくありません!

採用コストは年間450万円前後(公開されている採用相場データ)。戻ってこないと、結構きついですよね・・!

営業は、始めてから成果が出るまでにタイムラグがあります!
閑散期に慌てて動き出しても、そのタイムラグは縮まりません!

時限爆弾のタイマーが鳴ってから、解除方法を調べ始めているような状態です!

【結論】最初に狙うべきは、直クライアントではありません

先に結論を書きます!最初に狙うのは代理店・元請けです!

Web制作会社が営業をかける相手は、大きく4つあります!

狙う相手 単価 再現性 難易度
① 代理店・元請け 中 高い(毎月続く) 中
② 直クライアント 高い 低い(単発になりやすい) 高
③ 制作会社同士 中 中 低
④ 専門家ネットワーク 低〜中 中 低

多くの会社が②の直クライアントを狙います!
気持ちはわかります!中間マージンがない分、利益が大きいですから。

でも、直クライアントは「1回作って終わり」になりやすいんです!

コーポレートサイトを作りました。ありがとうございました。
……で、次にその会社がサイトを作り直すのは、何年後でしょうか?

一方で①の代理店・元請けは、そこ自体が毎月案件を持っています!

1社と組めれば、翌月も、その翌月も案件が来ます!
「パートナー枠」に入るというのは、そういうことです!

この業界の商流を、もう一度確認してください

CLIENT(予算元)
→ AGENCY(代理店・元請け/企画・予算管理・折衝)
→ PRODUCTION(制作会社)
→ SPECIALIST(フリーランス・専門家)

Web制作会社の多くはPRODUCTIONの位置にいます!
であれば、すぐ上流のAGENCYを開拓するのが、いちばん距離が近いわけです!

正直に言いますが、これを「下請けに甘んじる」と嫌がる社長さんもいます!

でも、優良な元請けを複数持っている会社と、直クラ1社に依存している会社。

来年潰れる可能性が高いのは、後者です!

Web制作会社向けの営業支援については、こちらでも整理しています!
▶ WEB制作会社向けの営業支援サービス

【実録】社員4名のWeb制作会社が、代理店3社と継続取引になるまで

結論から言うと、この会社でいちばん効いたのは、実績を営業の言葉に翻訳したことでした!

支援前の状況

  • ▶社員4名(社長+デザイナー2名+コーダー1名)
  • ▶売上の約7割が、創業時から付き合いのある1社から
  • ▶社長が営業を兼務。ただし実質は「既存客の御用聞き」
  • ▶新規開拓は、年に数回思い出したように動くだけ

やったこと

  • ✓リストを絞りました。「Web制作会社を探している代理店」ではなく、「Web制作を内製していない、社員20〜100名の代理店・元請け」に限定
  • ✓そのリストにフォーム営業とテレアポを併走。月1,000件規模で送りながら、反応があったところに電話をかける
  • ✓商談前に、過去の制作実績を営業資料に変換。「御社の案件で言うと、これができます」という形に組み替える
  • ✓商談は社長が対応。ここは外注できません

支援後(約8ヶ月)

項目 支援前(Before) 支援後(After)
継続的に案件が来る代理店 0社 3社
売上に占める最大取引先の比率 約7割 約4割
社長の営業稼働 兼務で手一杯 月1時間+商談対応のみ

※ 上記は弊社の支援事例をもとにした記述です。支援期間・成果は企業ごとに大きく異なります。

Web制作会社って、いい実績を持っているのに、それを営業の言葉に翻訳できていないことが本当に多いんです!

ポートフォリオを見せても「きれいですね」で終わります!
「御社のこの案件で、こう使えます」まで言い切らないと、動きません!

▶ 他のWeb制作会社の事例もご覧ください:【3名のWeb制作会社の営業代行事例】小規模な案件から大規模な案件を獲得せよ!!

AI+人力ハイブリッドで、社長の稼働を月1時間まで削る

AIだけでは受注になりません!人力だけでも量が出せません!両方です!

Web制作会社の社長さんは、だいたいプレイヤーを兼ねています!
なので「営業しましょう!」と言っても、時間がありません!そこをAIで削ります!

AIが担当するところ

  • ✓動的リスト抽出:反応が落ちる前にリストを差し替える。手作業だとここが止まります
  • ✓超個別化メッセージ:1社ずつ文面を変える。人力では現実的に無理な部分です
  • ✓実績変換AI:御社の過去の制作実績を、刺さる営業資料の形に組み替えます(さきほどの事例で一番効いたやつです)
  • ✓商談カンペ生成:商談前に、相手企業に合わせた想定問答を出します
  • ✓0秒フォローAI:商談後の議事録・お礼メール・次回提案を自動で

人がやるところ

  • ▶テレアポの受け答えと切り返し
  • ▶商談の温度感の見極め
  • ▶相手の会社の事情に合わせた提案の組み替え

リストを賢く出しても、電話で「今忙しいんで」と言われた瞬間の切り返しは、人がやるしかないです!
弊社が「AI×泥臭い」と言っているのは、そういう意味です!

御社にお願いするのは3つだけです

  • ☑実績・事例の共有(初月のみ)
  • ☑商談への対応
  • ☑商談後のフィードバック

残りは弊社が持ちます。契約から稼働開始まで、だいたい2週間です。

💡 コンサルタントからのワンポイントアドバイス

この一連の仕組みが、弊社の営業支援サービス「0っと」です。営業管理システムも含まれていて、利用料は無料、御社は閲覧のみでOKです。どこまで進んでいるかが一目で分かるので、社長が状況確認に時間を使わずに済みます。
▶ 営業支援サービス「0っと」の詳細はこちら

▶ どこまで任せていいのか、線引きはこちらで詳しく書いています:WEB制作会社の営業代行|頼んでいいこと・ダメなことを線引き

よくある質問

Q1. Web制作会社なのに、営業を外注するのは格好悪くないですか?

A. その感覚、本当によく聞きます。ただ、制作会社が制作に集中するために営業を外に出すのは、フリーランスのデザイナーさんに外注するのと構造は同じです。社長がコーディングもデザインも営業も全部やっている状態のほうが、会社としてはリスクが高いです。

Q2. 自社サイトのSEOをやったほうがいいですか?

A. やった方がいいです。ただし「今月の売上」の答えにはなりません。うちも1,829本書いて、検索から人が来ているのは192本です。SEOは仕込み、営業は今月。両方やるのが正解で、片方だけだとどちらかが破綻します。

Q3. どのくらいでアポが取れますか?

A. 弊社の場合、規模とプランによりますが月1〜8件のレンジでご案内しています。ただし「アポ数」だけ追うと失敗します。御社の得意領域と噛み合わない案件をいくら並べても、受注になりません。数より、商流のどこに当てるかです。

Q4. 代理店と組むと、単価が下がりませんか?

A. 1案件あたりの単価は、直クライアントより下がることが多いです。ただし営業コストがほぼゼロで毎月続くので、年間で見ると逆転するケースが少なくありません。単価だけで判断すると、この構造を見落とします。

最後に

Web制作会社の営業は、才能の問題ではありません!

動く順番の問題です。

  • ✓最初に狙うのは、直クライアントではなく代理店・元請け
  • ✓自社サイトからの集客は仕込み。今月の売上は手を動かす営業で作る
  • ✓実績は持っているはず。それを営業の言葉に翻訳する

この3つだけです!

営業しない選択もアリだと思っています!

ただ、紹介が止まってから考え始めるのだけは、やめておいたほうがいいです!

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この記事を書いた人: 小松 彩花

小松 彩花

大田区出身の祭り女。いつも陽気なラテン系だが、意外と涙もろい一面も併せ持つパリピ女子。 「すいまソング」「たしカニ」「ありえナス」など数々の名言を残し、社内外ともに与えるインパクトはでかい。 大雑把に見えて意外と真面目。社内のBGMをEDMに変えがち。 将来は南国で優雅に過ごしたい。


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