株式会社レイゼクスの  【比較】WEB制作会社が「自社で未経験営業を雇う」のと「プロに外注する」のはどちらが儲かるか?

【比較】WEB制作会社が「自社で未経験営業を雇う」のと「プロに外注する」のはどちらが儲かるか?

【比較】WEB制作会社が「自社で未経験営業を雇う」のと「プロに外注する」のはどちらが儲かるか?

📌 この記事の結論(3行で分かるまとめ)

  • 未経験営業を1名採用した場合の1年目の総額は、公開データをもとにしたモデル試算で年間およそ450万円前後(月あたり約38万円)になります。
  • しかも最初の3〜6ヶ月は戦力になりにくく、この期間の売上貢献はほぼゼロと見ておくのが現実的です。
  • 分岐点は金額ではなく「社内に営業を教えられる人がいるか」です。いないなら採用は、教育コストと退職リスクを両方背負う選択になります。

どうも。仲村です。

レイゼクスはクリエイティブ・IT業界の中小企業や個人事業主に特化をして、新規取引先を増やすための営業代行を行っている会社です。

テレアポ・フォーム営業・メール・SNSなど複数チャネルを組み合わせて、AIとアナログを掛け合わせた自社開発の営業システム「0っと」を武器に、これまで1,200社以上のご支援をしてきました。

 

御社は今、こう考えていませんか。

「営業代行に毎月払うくらいなら、その予算で若いのを一人採った方が資産になるんじゃないか」

ぶっちゃけ言いますが、この考え方自体は間違っていません。

人が育てば会社の資産になります。それは事実です。

ただ、その判断をするなら、採用にいくらかかるのかを一度も計算したことがない状態でやるべきではありません。

今回は自社に有利な話だけをするつもりはないので、採用側のコストを公開データで積み上げて、正直に並べます。

給料が「投資」になるのは、育った場合だけです

先に結論をお伝えします。採用が投資になるか損失になるかは、6ヶ月経たないと判定できません。

💭 経営者の痛い心の声

「月30万払うなら、月25万で新卒か未経験を雇った方が安い」

「外注は結局よそ者だから、うちの商材を理解してくれない」

「人を育てた方が長期的には得なはずだ」

「営業代行に払った金は消えるけど、給料は投資だ」

その感覚、理解できます。

ただ、給料が投資になるのは「育った場合」だけです。
そして、育つかどうかは正直やってみないとわかりません。

これは他人事として言っているのではなく、弊社自身が痛い目を見ている話でもあります(後述します)。

【比較データ】未経験営業を1名採用した場合の1年目の総額

結論から書きます。公開データをもとにモデル試算すると、1年目の総額はおよそ450万円前後になります。

※採用コスト・給与・社会保険料は公開データに基づく試算値、教育コストは弊社による推測です。実際の金額は採用手法・地域・待遇によって大きく変わります。

費目 金額(年間) 根拠・出典
採用コスト 約50万円 中途採用の1人あたり採用単価の平均は約50万円(採用支援各社の2026年時点のまとめ)
給与 約300万円 月給25万円×12ヶ月で試算。営業職全体の平均年収は約470万円(2025年・求人ボックス調査)だが、未経験スタートを想定して低めに設定
社会保険料の会社負担 約46万円 給与の15.34%(40歳未満、2026年度)。介護保険料が発生する40歳以上65歳未満は16.205%
教育コスト(社長・先輩の工数) 約60万円 社長が月10時間×6ヶ月=60時間を指導に充てると仮定し、社長の時間単価を1万円と置いた場合の機会費用(推測。実データではありません)
合計 約456万円 月あたり約38万円

そしてここに、表に載らないコストが2つ乗ります。

  • ▶立ち上がり期間:新人営業が独り立ちするまでの目安は一般に3〜6ヶ月とされています。この間の売上貢献はほぼゼロと見ておくべきです
  • ▶辞めるリスク:辞めた場合、採用コスト・教育コスト・立ち上がり期間の全部がゼロになります

💡 コンサルタントからのワンポイントアドバイス

つまり採用は、456万円を先払いして、当たりかどうかは6ヶ月後にわかるという買い物です。この不確実性まで金額に織り込んで初めて、外注との比較が成立します。

正直に言います。弊社も採用では失敗しています

ここで自社の話を正直に書きます。

弊社は数年前、TikTokを使えば採用費がかからないんじゃないかという思いつきで、SNS経由の採用をやってみたことがあります。

結果、3年間で応募は100件ほどあり、社員も6名採用できました。

「え、成功じゃん」と思われるかもしれません。

その6名がどうなったかというと、誰も残っていません。

全員が例外なく3ヶ月以内に退職しました。弊社の試用期間が3ヶ月なので、全員が試用期間中に辞めたということです。やばくね?と自分でも思いました。

原因は応募者側ではなく、弊社側の発信内容にありました。ゆるい雰囲気だけを出していたので、ゆるい人しか来なかった、という当たり前の話です。

何が言いたいかというと、営業代行をやっている会社ですら、採用と育成では普通に失敗するということです。

採用は「安いから選ぶ」ものではありません。会社として腰を据えてやる、それ自体が難易度の高いプロジェクトです。

では外注はどうなのか(自社に不利な部分も書きます)

外注の側も、いいことばかりではありません。

  • ✓メリット:立ち上がりが早い、辞めない、月額を止めれば止まる、教育コストがかからない
  • ❌デメリット:社内にノウハウが残りにくい、商材理解に時間がかかる、月額を止めた瞬間にパイプラインも止まる

「社内にノウハウが残りにくい」というのは、外注の一番弱いところです。ここは正直に認めます。

ただし、これは記録が残らない外注の話です。

弊社の場合は営業支援サービス「0っと」の専用管理システムで、架電履歴・商談化率・成約率をすべて記録しています(システムは弊社側でご用意し、御社は閲覧のみ・利用料は無料です)。

どの業種に何件アプローチして、何件が商談になり、何件が受注になったか。その一次データは御社の資産として残ります。

将来的に自社で営業を採用するときも、このデータがあるかないかで、教育の的の絞り方がまったく変わります。

結論:分岐点は金額ではありません

ここまで数字を並べておいてなんですが、「どちらが儲かるか」は月額の金額だけでは決まりません。

判断の分岐点は1つです。

社内に、営業を教えられる人がいるか。

いるなら、採用は有効です。456万円は教育インフラがある会社にとっては投資になります。

いないなら、未経験を採るのは「教える人がいない場所に新人を置く」ことになります。これは高い確率で、採用コストと教育コストと退職リスクを全部自社で被る結果になります。

そして10名前後のWEB制作会社の場合、営業を教えられる人はたいてい社長しかいません。
その社長は、たいてい現場で手一杯です。

だから多くの制作会社にとっては、まず外注で入口を回してデータを貯め、教えられる材料ができてから採用するという順番の方が、リスクが小さくなります。

順番の問題であって、採用が悪いという話ではありません。

AI+人力ハイブリッドで、外注のコストを下げる

レイゼクスがAIと人力を組み合わせているのは、外注のコストを抑えつつ成果を出すためです。

AIが担うのは「速度とスケール」

  • ✓ターゲットリストの精査:発注ニーズがありそうな企業を、業種・規模などの条件で効率的に絞り込みます
  • ✓初期アプローチ文面のドラフト生成:メールやフォーム営業の一次文面をAIで下書きし、御社の強みが伝わる形に調整する土台を作ります

人力が担うのは「信頼構築と交渉」

  • ✓電話でのヒアリング・商談化:担当者の温度感やニーズを汲み取るのは、今のところ人にしかできません
  • ✓商談・条件交渉:相手の反応を見ながら進める工程で、AIに丸投げできる部分ではありません

管理は「0っと」で一元化

営業支援サービス「0っと」の専用管理システムで、架電履歴・商談化率・成約率を一元管理しています。実際に、ある支援先ではテレアポの架電結果を「0っと」上で可視化したことで、どの切り口が反応良いかが数週間で見えるようになり、無駄なアプローチが減ったというケースもありました(個別事例のため、効果を保証するものではありません)。

未経験の新人が6ヶ月かけて掴む「どの会社が刺さるか」という感覚を、データとして数週間で持てるようにする。これが外注側の答えです。

よくある質問

Q1. 結局、採用と外注はどちらが安いのですか。

1年目の総額で比べると、未経験採用は本記事の試算で約456万円です(推測を含みます)。営業代行の月額がこれを下回るかは契約内容によりますので、御社の見積もりとこの金額を並べて判断してください。安いかどうかではなく、同じ土俵で比べることが重要です。

Q2. 採用した人が育てば、長期的には採用の方が得ではないですか。

育てばその通りです。ただし「育つかどうか」は6ヶ月経たないと判定できず、育たなかった場合のコストは全額が損失になります。この不確実性を金額に織り込んで比較してください。

Q3. 外注だと自社にノウハウが残らないのでは。

記録が残らない外注ではその通りです。弊社は「0っと」で架電履歴・商談化率・成約率を記録しているため、どの業種にどう当たると反応があるかという一次データは残ります。将来の採用時の教育材料にもなります。

Q4. 「0っと」は営業代行を依頼しなくても使えますか。

「0っと」はレイゼクスの営業支援サービスの名称で、専用の営業管理システムも含みます。システムは弊社側でご用意し、御社は閲覧のみ・利用料は無料です。詳しい利用条件はお問い合わせ時にご案内しています。

採用が悪いのではありません。順番の問題です

教える材料がない状態で人を採ると、教育コストと退職リスクを両方背負うことになります。

「そういえば、採用にいくらかかるか計算したことがなかった」
そう感じた方こそ、まだ間に合います。

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この記事を書いた人: 仲村 達史

仲村 達史

【寂しがりやの一匹オオカミ】 ディズニーやちびまる子ちゃんなど様々な世界観を一人で演じきることで有名。スーパーで割引の惣菜を選ぶその姿は「ONI」と恐れられる。


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