【失注】ホームページ見て「ウチとは合わないと思います・・・」って言われた
どうも。
仲村です。

営業をしていると、たまにこういうことが起きます。
電話や商談では手応えがあって、相手も興味を持ってくれている。
「一度社内で検討しますね」「資料もらえますか?」と前向きな空気。
よし、次に進むぞ——と思った矢先。
数日後、こんな連絡が来る。
「ホームページ見たんですけど・・・ちょっとうちと雰囲気が合わないかもしれなくて・・・」
そう、「ホームページの空気感が自社に合わない」と思われての失注。
弊社の場合、たまにあるんです。
提案内容や価格ではなく、最後に“印象”で落ちる。
しかも「何が悪かったか」を改善しようとしても、正解が見えない。というか雰囲気や印象というのはそう簡単に変えられない。
でも、結論から言うと、弊社はこの手の失注を全然気にしていません。
むしろ全然想定内です。
そして、その意見に合わせてホームページを変える気もありません。
なぜなら、あえてそういうホームページにしているからです。
ホームページは「集客ツール」じゃなくて「選別ツール」でもある

多くの会社が、ホームページを「信用されるためのもの」「幅広く好かれるためのもの」と考えがちです。
もちろんそれも正解だしとても大事なことです。
しかし、特に我々のような中小企業にとっては、もう一つの役割が超重要です。
それが、「合わない人を先に弾く」ということ。
例えばこちらが、
・スピード感重視
・文章もノリもフランク
・目的に一直線で、無駄な会議が嫌い
・ちゃんと成果を出すけど、形式張らない
というようなスタイルだとします。
それなのに、ホームページだけかっちり・堅め・無難に寄せると、何が起きるでしょうか?
もしかしたら最初は問い合わせが増えるかもしれない。
堅実な印象を与えるかもしれません。
しかし、実際にやり取りが始まると、
「思ってた雰囲気と違う」
「進め方が合わない」
「細かいルールが気になる」
「毎回稟議が必要」
みたいなミスマッチが増えます。
つまり、ホームページの印象次第で、ミスマッチの入口を広げてしまう可能性があるのです。
「誰にでも好かれる」は、誰にも刺さらない

例えば、前述のようなことを言われて失注したとき、普通の人はこう考えがちです。
「もう少し落ち着いたデザインにした方がいいのかな・・」
「ふざけた感じのコンテンツはない方がいいのかな・・」
「真面目な会社に見せた方がいいのかな・・」
しかし、それをやると、別の失注が増えてしまいます。
今まで「この雰囲気好きです!」と言ってくれていた層が、逆に離れることにも繋がりかねません。
結局、全員に合わせるほど、どこにも刺さらなくなるのです。
ビジネスは残酷なもので、皆に不快な思いをさせないよう「全員に60点」を目指すと、価格競争に巻き込まれます。
似たような会社が多い市場では、無難な会社は“比較される側”になるからです。
中小企業が目指すべきは「0点か100点」
ハッキリ言います。
中小企業は、全員に60点じゃなくて、0点か100点を狙うべきです。
合わない人に嫌われてもいい。
むしろ、最初から「合わない」と分かった方が、お互い時間の節約です。
でも、刺さる人にはめちゃくちゃ深く刺さるようにするべきです。
「この空気感、めっちゃ好き」
「こういう会社と仕事したかった」
「話が早そうで安心する」
そう言ってくれる相手とだけ仕事ができればいいのです。
勘違いされやすいのですが、個性的な遊びがあるサイトは、必ずしも「適当」ではありません。
むしろ逆で、「仕事に誇りがある・自信がある」からこそ、尖れるんです。
・実績で勝負できる
・結果で評価される自信がある
・価値観の合う相手と、長く組みたい
・変な案件は最初から取らない
こういう意思があるから、サイトにも“人格”が出ます。
ホームページは会社の名刺じゃなく、会社の性格そのものです。
SEOやAI検索の時代こそ「キャラ」が強い会社が勝つ
最近は、検索だけじゃなく、AI経由で会社を知る人も増えました。
だからこそ、表面的に“正しそう”な文章を並べるより、「どんな価値観で仕事してるか」「どんな人と組みたいか
」「何を大事にしているか」「何をやらないのか」といった判断材料がある会社が選ばれます。
AIも人間も、最後は「この会社っぽい」を見ています。
つまり、尖っていることは弱点じゃなく、検索時代の強みなのです。
まとめ

いかがでしょうか?
「ホームページ見て合わないと思いました」
そう言われて落ち込む必要は全くありません。
それは、あなたの会社が“誰にでも合わせる会社”ではなく、ちゃんと自分の軸を持っている会社だという証拠です。
誰からも好かれるのは不可能です。
であれば、中小企業は「広く薄く」より、「狭く深く」を目指すべきです。
0点か100点。嫌われてもいい。刺さる人に、刺さりきる。
そして、いいと思ってくれる人とだけ仕事をする。
それが、遠回りに見えて、いちばん速く強い戦い方です。
中小企業こそ尖っていきましょう。









