その営業で大丈夫?営業マンは「伝える言葉」を大切にしよう!

どうも。
仲村です。
この前天気予報を見ていたら、お天気お姉さんが
「最高気温は14℃、最低気温は8℃です。」
と言ってました。
14℃・・・・・
寒いのかな・・・?
1℃とかだったら、明らかに寒そうなのは分かるのですが、
14℃というのがなんとも微妙な数字。
でも、天気予報とかって大体その後に、
「夜は肌寒いのでコートが必要でしょう」
とか付け加えますよね。
これは、
「イメージしにくい単位を分かりやすくしている」
のです。
不動産だったら、
「駅から◯メートル」より「徒歩◯分」、
広さだったら
「◯平米」より「東京ドーム◯個分」
の方がピンと来ますよね。
イメージしやすいものに置き換えることで、
具体的なイメージを持つことが出来ます。
これは営業において非常に重要なことです。
営業では分かりづらい表現はNG!
よく営業時に難しい横文字や専門用語を多用する人を見かけます。
もちろん、「知識がある」という事を示す事は出来るかもしれませんが、
お客様からしたら「ピンとこない」場合がほとんどです。
専門家同士だったらそれでも良いかもしれませんが、
基本的にはお客様はその分野に関して「素人」です。
というよりも、自分たちが扱っているサービスに関しては、
当然自分たちの方が詳しいはずです。
でなければサービスを買いませんよね。
そのような状況で、自分たちにしかわからない言葉や用語を
使って説明するのはナンセンスです。
よくわからない説明をされても、欲しいとは思わないでしょうし、
「なんか面倒くさい」と思われるのがオチです。
よく、「子どもと話すように」なんて言われますが、
「分かりやすい言葉で伝える」という意味では、
本当にその通りだと思います。
どんなに用語や知識があっても、
相手にしっかりと伝えらえないのであれば意味がありません。
自分たちの常識は通用しない
気をつけなくてはいけないのは、自分たちの会社や業界で
当たり前に使われている用語が世間一般的にも
当たり前に使われている言葉だと勘違いしてしまうことです。
例えば、弊社のようなテレアポ営業の会社で言えば、
「トークスクリプト」という言葉をよく使いますが、
もしかしたらこれまで営業を全くしたことのない人からしたら
ピンとこないかもしれません。
そういう事も想定し、「トークスクリプト」ではなくて、
「電話の際に使用する台本」という言い換えをすれば
営業に詳しくない人にもイメージをして頂きやすくなります。
普段から社内で自然に使っている言葉だと、
つい特別な言葉だという認識がなくなってしまいますが、
意外とたくさんこういった言葉があったりしますので、
気をつけましょう。
まとめ
特に仕事を覚えたての新人さんなどは、
自分の覚えた知識を披露したくてついつい難しい言葉など
使ってしまいがちです。
しかし、本当に出来る営業マン、いやビジネスマンは、
「相手への伝わり方」をしっかりと考えて言葉を選びます。
言葉選び一つで「出来る人」かどうかが分かりますので、
常日頃から相手に伝える言葉を大切にしましょう!