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株式会社レイゼクスの  TikTokで採用したら採用費かからないんじゃね?

TikTokで採用したら採用費かからないんじゃね?

TikTokで採用したら採用費かからないんじゃね?

どうも。

仲村です。

 

 

弊社は割とSNSに力を入れており、BtoB向けの会社や営業会社にしてはフォロワーなども多いのですが、TikTokも今年フォロワーが1万人を超えました。

 

 

ご覧いただければわかると思うのですが、弊社のTikTokは「出来るだけ時間と手間をかけない」というやる気のない裏テーマがあり、なんとなくゆる〜く更新しています。

 

さて、ではなぜTikTokをやっているのか?

それは、3年前に遡ります。

 

原紀子

あー最近忙しいし人を採用しないとな〜

 

原紀子

社長!

 

原紀子

ん?なんだ平社員

 

原紀子

TikTokを使って採用すれば採用費かからないですよ!

 

原紀子

ん??てぃっく・・・とっく・・・?

 

原紀子

知らねぇのかよ

 

ということで「TikTokで採用したら採用費かからないんじゃね?」という思いのもと始めたTikTok。

ここまで運用した結果と感想を書いていきたいと思います。

 

TikTokで採用ってできるの?

 

結論から言うと、TikTokで採用はできます

実際に弊社でもこの3年間で採用応募は100件程あり、社員も6名採用しました。

 

「え?それって成功じゃね?採用費かけずに採用できてるじゃん!」

 

と思ったそこのあなた。

世の中そんなに甘くありませんでした。

 

TikTok経由で来る応募者は基本クソ

 

そう、語弊を恐れずに言うと、TikTokを見て応募してくる人は基本的にクソなのです。

 

採用応募自体が約100件あったのですが、基本的にはTikTokのDMか、リンクしてあるインスタのDMで送ってきます。

まず、その内容が、「TikTok見ました」「働きたいです」「中卒でも働けますか?」といった、名乗りも礼儀もないようなものがほとんどで、その時点で「ちょっとこいつヤベェな」って感じなのです。いや、本当結構やばいやつ多いですよ。

 

でもせっかくTikTok見て興味持ってくれたので、無理やり笑顔を作りながら「正社員希望ですか?アルバイト希望ですか?☺」と返信をすると、その時点で50%が返信がなくなります。自分から送ってきてるのになんでやねん。そんな難しい質問じゃないだろ。

 

そして、50%の返信をくれる人も「まずは書類選考を行いますので履歴書をお送りいただいてもよろしいでしょうか?☺」と送ると、ほぼ90%返信がなくなります。履歴書もなく入社できると思ってんのか?ああ?

 

そしてそして、ここまで潜り抜けて履歴書を送ってくれる人、よくぞここまで辿り着いた・・・😂と感極まってしまいますが、履歴書を見て愕然。データがPDFではなく写真だったり(しかも途中で切れてたりする)、顔写真が貼ってなかったり、志望動機などの記載がなかったりと、書類選考がゆるいで有名な弊社でも、さすがに厳しいだろと言わざるを得ないものがほとんど。

 

そう、つまり、社員として採用した6人は選び抜いたわけではなく、「ここまで辿り着けた人」だったのです。

ちなみに最初の方は採用したすぎて、履歴書を提出しない人でもとりあえず面接して採用していたのですが、当然の如く全然ダメだったので、上記のフローは絶対条件にするようにしました。そう考えると、ちゃんと連絡が取れて履歴書を提出して面接して採用したのは4人です。というか連絡が取れて履歴書出すとか当たり前すぎない?

 

採用した6人はどうなったか?

 

さて、そんなこんなで結局合計6人採用したわけですが、気になるのはその人たちがどれくらい使い物になっているか、ですよね。

 

どんな実績を残しているのか?

現在会社においてどのような重要なポジションについているのか?

 

気になるところだと思います。

 

ではその6人はどうなったかと言うと・・・・

 

 

誰も残っていません。

そう、ただ一人として残っていないのです。

 

それどころか、全員例外なく3ヶ月以内に退職しました。

ちなみに弊社では3ヶ月が試用期間なので、全員が試用期間中に辞めたということです。やばくね?

 

さらに、そのうち2人は今流行りの退職代行で辞めていきました。

いや、試用期間だし全然辞めていいよ・・・?俺だったら絶対バックれるけど、退職代行に数万円払って辞めるのを伝えてくるとか、むしろ真面目かよ・・・とすら思うよね。当然全然揉めずに、退職代行からの連絡にも「え?了解ですー」の一言で終了しました。

 

TikTokにはクズしかいない?

 

さて、ここまで話をしてどのような感想を持ったでしょうか?

 

「やっぱりTikTokなんか見てるやつはバカばっかりだな!」

「TikTokからちゃんとした人を採用するなんて無理なんだよ!」

 

と思った人も少なくないでしょう。

まぁ実際ちょっとヤバいやつは多い気もしますが・・・

 

しかし、実は問題は弊社側なのです。

 

いや、弊社がブラック企業だから、とかそういう話じゃないですよ。

SNSにおいて、そういう人しか来ないようなアウトプットをしてしまっているのが問題なのです。

 

どういうことかというと、弊社のTikTokは事業内容などには一切触れず、応募のハードルを下げるために、極力ゆる〜い感じのショート動画をアップしています。

仕事や求人のことなどはほとんど触れずに、なんとなく楽しそうな雰囲気だけを流してしまっているのです。

 

その結果、「なんかよく分からないけどゆるそうな会社だな」「仕事が楽そうな会社だな」という印象を与えることになり、「なんでこんな緩い会社なのに履歴書送らなきゃいけないの?」「中卒とか高卒でもここなら余裕でいけるっしょ」「志望動機とか見てなさそうだから適当でいいや」みたいな舐めた奴らから人気(?)の会社になってしまったわけです。

 

TikTokで採用するために必要なこと

 

つまり何が言いたいかというと、「どんな人を採用したいか?」というペルソナ像をしっかりと決めて、そういった人に刺さるような情報発信をしていかないといけない、ということです。当たり前ですよね。ビジネスの基本です。

 

弊社のやり方は、典型的なSNSの失敗事例です。

フォロワー数だけを見てしまい、本当に届けたいターゲットに届かない。

インフルエンサーになりたい!という個人ならまだしも、企業において目的が達成できないSNSは、どれだけフォロワー数がいても意味がありません。

 

TikTokで人材を採用したいのであれば、しっかりと戦略を立てて、どのような発信をしていくのかを試行錯誤しながらやっていかなくてはいけないのです。

 

まとめ

 

ということで今回は弊社自身のTikTok採用の(失敗)事例をお伝えしました。

まぁ結果的には失敗ですが、そもそも実際にやってみないと分からないことも多いしね。実際にやってみてSNSのノウハウがさらに増えたというメリットもあります。いや、強がりじゃないですよ。マジで。別に落ち込んだりしてないし。

 

採用が難しいこのご時世、SNSをしっかり活用できたら有利になれること間違いありません。

ということで今後TikTokを始めとするSNSを活用した採用を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

さて、うちもそろそろちゃんと採用しよ。

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この記事を書いた人: 仲村 達史

仲村 達史

【寂しがりやの一匹オオカミ】 ディズニーやちびまる子ちゃんなど様々な世界観を一人で演じきることで有名。スーパーで割引の惣菜を選ぶその姿は「ONI」と恐れられる。


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