番組制作案件が減少!?映像制作会社の営業代行事例!

どうも。
仲村です。
弊社は、日本で唯一「少人数のクリエイティブ業界」に特化をした営業代行を行なっております。
少人数の法人はもちろん、最近ではフリーランス・個人事業主の方からのご相談もどんどん増えています。
その中でも最近は特に「映像関連」の企業様やフリーランスの方から、営業や売り上げに関するご相談を頂くことが非常に多くなってきました。
YouTubeを始めとして、映像ニーズは年々高まってきており、今後も映像はどんどん市場が伸びていく業界だと思います。
ということで今回はとある映像制作会社の営業代行事例についてお話ししていきたいと思います。
テレビ番組制作会社の営業代行事例
今回ご紹介させて頂く企業様は、港区に拠点を持つ7名程度の映像制作会社です。
創業してからずっとテレビ番組の制作をメインに事業展開をしており、テレビ局との仕事がほとんど、という企業様です。
テレビ業界ということもありますし、スタッフは元々番組制作を行なっていた人たち。
仕事はいわゆる「コネ」、つまり人脈から頂くことがほとんどで、営業らしい営業は創業してから一度もやったことがなかったそうです。
実際に仕事に困っているわけでもなく、スタッフを増やしたいくらい多忙ではあるのですが、その会社がなぜ弊社に営業代行の相談をしてきたのでしょうか?
テレビ番組制作以外の活路を見出す!
その理由は大きく2つ。
1つは、テレビ業界の限界を感じ始めていたこと。
かつてのように映像といえばテレビ!というテレビが絶対王者の時代は終わり、今はYouTubeやNetflixなどを始めとした様々な映像チャネルやWEBやSNSでも映像がどんどん使われるようになってきています。
テレビ業界は年々規制も厳しくなり表現の幅も狭まる中、上記のような環境要因もあり視聴者離れ、それに付随するスポンサー離れと、今後の見通しは決して明るいものではありません。
そうなるとこのままテレビの仕事だけをしているのはリスクが高い、と判断し、今のうちに違うフィールドでの仕事も獲得しておきたい、という魂胆です。
2つ目は、社内体制を変えたいこと。
テレビ番組制作は今も昔も変わらずかなりハードです。
スタッフが徹夜で対応したり、急なロケが入ったり、今で言うとコロナの影響で各所に配慮した手続きをしたりと、激務が続く社内体制を変えたいという意思がありました。
好きでやっていることとはいえ、長く続けていくにはこの時代には非常にハードルが高く、社員が働きやすい環境にしていきたい、というのが営業代行を検討した理由の1つなのです。
番組制作以外に何ができる?
上記のような状況を打破するために、弊社にご相談を頂きました。
ちなみにこの企業様だけではないのですが、弊社にご相談を頂く番組制作企業の多くが、
「他にどんなことが出来るのかわからない・・・」
「他の仕事が取れるのか不安・・・」
というようなことを仰います。
結論から言えば、全然問題ありません。
なぜなら、番組制作ができるということは、高クオリティの映像制作ができるということだからです。
YouTubeが流行り、素人でも映像を作ってアップできる時代になりましたが、やはり素人が作る映像とプロが作る映像は大きく異なります。
よく、「今はスマホで映像を見るからそこまで高いクオリティは必要ない」なんてことも言われますが、これからは違います。
映像が当たり前に街中に溢れ、当たり前に我々の生活にあるからこそ、どんどん視聴者の目も肥えてクオリティが重要になっていくのです。
実際に海外ではテレビ番組のようなクオリティのYouTubeが流行っていますし、日本でもこれまでテレビで活躍していた人たちが、テレビ番組のクオリティでYouTubeを席巻し始めています。
つまり、番組制作が出来るスキルがあれば、他の映像案件も十分獲得出来ますし、高クオリティの映像制作はこれからどんどんニーズが高まっていくということなのです。
どんな映像案件を狙うのか?
では実際に、どのような映像案件を狙い、どのようなターゲットに営業をしていったのでしょうか?
まず第一に考えたのが、「テレビ以外の番組制作」です。
前述の通り、YouTubeの番組や、今伸びている動画配信サイト、WEB番組など、今はテレビ以外のフィールドがたくさんあります。
そして、そういった所は「コンテンツ」を欲しがっており、どんどんオリジナルコンテンツを作っていきたいと考えています。
ということは、非常に相性がいいですよね。
それに付随してWEBCMやSNSのプロモーションなど、番組以外の仕事に繋げていくことも考えられます。
そのため、まずはそういったところをリストアップをし、順次営業をかけ、興味がある所は商談に進めていきました。
これまでとは全く違うジャンルも!
そして、「企業向け」の映像というのも新しいジャンルとしてアプローチをしていくことに。
これまでは番組制作、つまり個人向けの映像だったのですが、企業のブランディングやプロモーション、採用などで使用できるような法人向けの映像提案です。
つまり、これまでとは全く違う業界ですね。
今は様々な企業で、映像を使った取り組みが増えてきています。
クオリティの高い映像を導入して自社の価値を上げていきたいと考える企業も非常に多いので、そういった企業への営業も効果的です。
こちらも会社規模や業種、予算の有無などを考慮して、自分たちに合いそうな企業をピックアップし、これまでの実績をアピールし、企業で出来る映像活用をご提案していきました。
また、それらと並行して広告代理店や制作会社など、既にクライアントを抱えている会社に対しての提案も行なっていきました。
こちらは1つ1つの単価はそこまで高くないのですが、非常に話が早く継続した仕事になりやすいため、とても効果的なアプローチになりました。
営業代行を利用した結果!
これらの営業をした結果、その会社は「テレビ番組制作以外の案件獲得」と「社内体制の変化」という当初の目的を少しずつ解決してきています。
もちろん、元々のテレビ番組制作は今でもメイン事業としてやっていますが、それ以外の案件があることで売上的にも心理的にも余裕が生まれ、社内の雰囲気も以前より明るくなったそうです。
今も継続してお付き合いさせて頂いているのですが、日々忙しい業界だからこそ、外部の力を借りて社内体制を変えていくというのは、これから先を見据えた時にとてもよい判断だったと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
弊社は日本で一番「映像制作」関連の営業代行実績がございます。
今回紹介した番組制作会社の事例も多くありますし、それ以外の映像案件の事例もたくさんありますので、参考にして頂けるご提案もできると思います。
映像は文字などよりも与えられる情報量も多く、何かを伝える、表現するにはもってこいの手法です。
これから先、映像・動画のニーズは益々高まり、一般的にもより身近になっていくものだと思います。
これまで以上にビジネスシーンでも様々な場面で映像は使われていくことでしょう。
そういったチャンスを活かせるように、今から営業を検討していくのはありだと思います。
「社内に営業スタッフがいない」「もっと映像案件が欲しい」「新しいジャンルの仕事がしたい」「現状を変えたい」など、何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談下さいませ。