クリエイティブ業界における素人とプロの違いとは?

どうも。
仲村です。
弊社はクリエイティブ業界の企業様や個人事業主様を対象にして、新規開拓における営業支援を行なっています。
お客様は制作、デザイン、開発などを主な事業にしている方達が多いのですが、そういったクリエイティブの営業をしていると、営業相手からよく言われることがあります。
それは、
「これくらいだったら、自分(たち)でも出来そうだよなぁ〜」
ということ。
は??ファ○クfu○k!
と思いますよね。
こういうこと言ってくるヤツっているんです。
むかつきますよね。
ただ、特に現在だと、web制作や映像制作、グラフィックデザインなどなど、無料のツールやソフトなども多く、制作環境は以前に比べて大幅によくなっています。
そのため、素人でも手軽に、それなりのクオリティのものをつくれるようになっているというのも事実なのです。
しかも最近では実務経験がなくフリーランスになったりしているケースも珍しくありませんので、正直「素人」と「プロ」の境目がわかりにくくなっています。
とはいえ、やはりその分野でお金を頂いている以上はプロですし、素人との差をしっかりと見せていきたい所ですよね。
ということで今回は、クリエイティブ業界における「素人」と「プロ」の違いについて考えていきたいと思います。
クリエイティブ業界のプロとは?
素人とプロとの違いは、色々な概念がありますよね。
色々なサイトで様々な考えが書かれていますが、どれも抽象的なものばかりです。
特に「意識」「心がけ」みたいなものは、明確な基準の物差しがあるわけでもありませんので、捉え方によって個人差は出てしまうものだと思います。
そのため、ここでは「そのジャンルでちゃんと稼げているか?」という基準で考えたいと思います。
例えば、今流行りのYouTuberの多くは映像制作におけるプロではなくて素人ですよね。
しかし、そこらへんの映像制作会社の人たちよりも、はるかに稼いでいます。
ずっと映像制作をしてきた人からすれば、「編集が見にくい」とか、「撮影が下手だ」とか色々と思うところはあるかと思いますが、その映像に価値を感じている人がたくさんいて、お金を稼げているという時点で、もうそれは「プロ」なわけです。
つまり、映像の綺麗さや、編集のうまさ、といった技術面の話ではなく、「何が求められているか?」に対してしっかりと価値を提供している人たちが「プロ」になるのです。
クリエイティブ業界の人は、ここを履き違えている人が多すぎます。
コンペなどで負けても、「うちの方が映像技術は高いのになんで・・・?」みたいな事を言う人もいますが、結局は「世の中に求められていなかった」というだけの話なのです。
もちろん流れるような構成を生み出したり、高度な撮影技術を駆使したり、綺麗な映像を作ったりする事もとても素晴らしい事なのですが、そこに価値を感じてもらえなかったら、それは「ビジネス」ではなく「芸術」、厳しい言い方をすれば自己満足です。
ビジネスとしてクリエイティブをやっていくのであれば、「相手が価値に感じるもの」を提供しなくてはいけないのです。
まとめ
クリエイティブというのは目に見えないサービスだからこそ難しく、言葉では伝えにくいものです。
しかし、逆に表現方法は非常に多岐に渡っており、相手の要望を自分なりに解釈をして形にして提供しやすいサービスでもあります。
相手のニーズに対して、それを上回るような提案をして、「やはりプロは違うな!」と思わせる人こそ「プロ」、つまり価値を感じさせてお金を生み出す人なのです。
弊社ではこれまで500社を超えるクリエイティブ業界の営業実績がありますので、そういったクリエイティブならではの営業など、参考にして頂ける事例は色々とご紹介できるかと思います。
クリエイティブの営業にお困りの方は、是非お気軽にご相談下さいませ。