株式会社レイゼクスの  映像制作会社の営業のやり方|紹介頼みから抜け出す3つの手順

映像制作会社の営業のやり方|紹介頼みから抜け出す3つの手順

映像制作会社の営業のやり方|紹介頼みから抜け出す3つの手順

📌 この記事の結論(3行で分かるまとめ)

  • 映像制作会社の案件の波が消えないのは、閑散期になってから営業を始めているからです。
  • 狙うべきは直クライアントより、代理店・元請けの「年間パートナー枠」。単発案件をいくら積んでも波は消えません。
  • 実績は持っているはずです。それが営業の言葉に翻訳されていないのが、いちばん多い詰まりどころでした。

こんにちは!

原です!

レイゼクスはクリエイティブ・IT業界の中小企業や個人事業主に特化をして、新規取引先を増やすための営業代行を行っている会社です!テレアポ・フォーム営業・メール・SNSなど複数チャネルを組み合わせて、AIとアナログを掛け合わせた自社開発の営業システム「0っと」を武器に、これまで1,200社以上のご支援をしてきました!

 

さて、そんな弊社のお客様の中でも、映像制作会社さんは本当に多いです。

社員3名。社長がディレクターも営業もやっている。
社員8名。案件はあるけど、来月の見通しが立たない。

こういうご相談を、毎月いただきます!

「3月は死ぬほど忙しいのに、6月は暇なんですよ」

先に結論を書きます!案件の波が消えない原因は、営業力ではなく動き出す時期です!

冒頭の言葉は、この業界でいちばんよく聞くものです!

年度末に予算消化の案件が集中して、編集室が回らなくなる。
それが終わった瞬間、ぴたっと止まる。

そして落ち着いた頃に、こう思うわけです。

「そろそろ営業しないとな」

正直に言います。その時点で、もう遅いです!

💭 経営者の痛い心の声

「いや、忙しい時期に営業しても、受けられないじゃないですか」

「うちは作品の質で勝負してるんで、営業とかガツガツしたくないんですよね」

「紹介で回ってるうちは、まあ大丈夫かなと」

わかります。全部わかります!
弊社にご相談に来られる社長さんの、9割はこれを言うからです!

ただ、営業は始めてから成果が出るまでにタイムラグがあります!

今日リストを作って、明日案件が来るなんてことはありません。
接点を作って、話を聞いてもらって、ようやく1本目。早くて2〜3ヶ月です!

閑散期に入ってから走り出しても、そのタイムラグは1日も縮まりません!

時限爆弾のタイマーが鳴ってから、解除方法をググり始めているようなものなのです!

映像制作会社の営業が止まる、3つのパターン

先に結論です。3つとも原因は同じで、案件が減ってから動いていることです!

弊社に来るご相談を整理すると、きれいに3つに分かれます!

パターン1:紹介と口コミだけで回してきた

いちばん多いです。作品の質が高い会社ほど、これで10年やれてしまいます!

悪くはありません。ただし紹介元の会社が方針を変えた瞬間、売上が半分になります!

パターン2:コンペと相見積もりに参加し続けている

これも多いです。ただ、相見積もりの土俵に上がった時点で、見られるのは価格だけになります!

どれだけいい企画を出しても「他社より20万安いので」で終わる。心当たりありませんか?

パターン3:営業担当を1人採用した

映像の営業は業界知識が要るので、立ち上がりに半年〜1年かかります!
そして立ち上がった頃に転職されます!

採用コストは年間450万円前後(公開されている採用相場データ)。戻ってこないと、結構きついですよね!

【結論】狙うのは直クライアントではなく、代理店の「年間枠」です

先に結論を書きます。案件の波を消したいなら、狙う相手は代理店・元請けです!

映像制作会社が営業をかける相手は、大きく4つあります!

狙う相手 単価 再現性 案件の波は消えるか
① 代理店・元請け 中 高い(毎月続く) 消える
② 直クライアント 高い 低い(単発) 消えない
③ 制作会社同士 中 中 少し消える
④ 専門家ネットワーク 低〜中 中 消えない

多くの会社が②の直クライアントを狙います!

気持ちはめちゃくちゃわかります。中間マージンがない分、利益が大きいですもんね!

でも、直クライアントで案件の波は消えません!

会社紹介ムービーを作りました。ありがとうございました!
……で、その会社が次に映像を作るのは何年後でしょうか。

単発案件をいくら積み上げても、翌月の見通しは立たないんです!

一方で①の代理店・元請けは、そこ自体が毎月案件を持っています。

1社と組めれば、翌月も、その翌月も声がかかります。
「年間パートナー枠」に入るというのは、そういうことです!

この業界の商流を、もう一度確認してください

CLIENT(予算元)
→ AGENCY(代理店・元請け/企画・予算管理・折衝)
→ PRODUCTION(制作会社)
→ SPECIALIST(フリーランス・専門家)

映像制作会社の多くはPRODUCTIONの位置にいます。
だったら、すぐ上流のAGENCYを開拓するのが、いちばん距離が近いわけです!

正直に言いますが、これを「下請けに甘んじる」と嫌がる社長さんもいます!

でも考えてみてください。
優良な元請けを3社持っている会社と、直クラ1社に依存している会社。

来年きついのは、後者です!

映像・動画制作会社向けの営業支援については、こちらでも整理しています。
▶ 映像制作会社向けの営業支援サービス

【実録】社員5名の映像制作会社が、案件の波を消すまで

先に結論です。この会社でいちばん効いたのは、繁忙期のうちに動き出したことでした!

支援前の状況

  • ▶社員5名(社長+ディレクター2名+編集2名)
  • ▶売上の6割が3月・4月に集中。夏場は編集室が空く
  • ▶新規はほぼ紹介のみ。社長が既存客の御用聞きで手一杯
  • ▶「営業しなきゃ」と毎年思うが、繁忙期は動けず、閑散期には手遅れ

やったこと

  • ✓繁忙期の1月から動き始めました。ここがいちばん重要です。暇になってからでは間に合いません
  • ✓リストを絞りました。「映像を作りたい会社」ではなく、「映像制作を内製していない、社員20〜100名の代理店・元請け」に限定
  • ✓そのリストにフォーム営業とテレアポを併走。反応があったところに電話をかける
  • ✓商談前に、過去の制作実績を営業資料に組み替え。「御社のこの案件で、こう使えます」の形にする
  • ✓商談は社長が対応。ここは外注できません

支援後(約10ヶ月)

項目 支援前(Before) 支援後(After)
継続的に声がかかる代理店 0社 3社
最も暇な月の売上(繁忙期比) 約3割 約6割
社長の営業稼働 兼務で手一杯 月1時間+商談対応のみ

※ 上記は弊社の支援事例をもとにした記述です。支援期間・成果は企業ごとに大きく異なります。

いちばん効いたのは、4つ目の「実績を営業資料に変換する」でした!

映像制作会社って、めちゃくちゃいい実績を持っているのに、それが営業の言葉になっていないことが本当に多いんです!

デモリールを見せて「すごいですね」で終わる商談、ありませんか?
それは作品が悪いんじゃありません。翻訳されていないだけです!

「御社が去年やった採用動画の案件、うちならこう作れます」
ここまで言い切って、はじめて相手が動きます!

▶ 他の映像制作会社の事例もご覧ください:【4名の映像制作会社事例】大手動画制作会社から独立して分かった営業課題とは?

AI+人力ハイブリッドで、社長の稼働を月1時間まで削る

先に結論です。AIだけでは受注になりません。人力だけでも量が出せません。両方です!

映像制作会社の社長さんは、だいたい現場も兼ねています!
なので「営業しましょう!」と言っても、時間がありません。そこをAIで削ります!

AIが担当するところ

  • ✓動的リスト抽出:反応が落ちる前にリストを差し替える。手作業だとここで必ず止まります
  • ✓超個別化メッセージ:1社ずつ文面を変える。人力では現実的に無理です
  • ✓実績変換AI:御社の過去の映像実績を、刺さる営業資料の形に組み替えます(さきほどの事例で一番効いたやつです)
  • ✓商談カンペ生成:商談前に、相手企業に合わせた想定問答を出します
  • ✓0秒フォローAI:商談後の議事録・お礼メール・次回提案を自動で

人がやるところ

  • ▶テレアポの受け答えと切り返し
  • ▶商談の温度感の見極め
  • ▶相手の事情に合わせた提案の組み替え

リストを賢く出しても、電話で「間に合ってます」と言われた瞬間の切り返しは、人がやるしかないんです!
弊社が「AI×泥臭い」と言い続けているのは、そういう意味なのです!

御社にお願いするのは3つだけです

  • ☑実績・事例の共有(初月のみ)
  • ☑商談への対応
  • ☑商談後のフィードバック

残りは弊社が持ちます!契約から稼働開始まで、だいたい2週間です!

💡 コンサルタントからのワンポイントアドバイス

この一連の仕組みが、弊社の営業支援サービス「0っと」です。営業管理システムも含まれていて、利用料は無料、御社は閲覧のみでOKです。どこまで進んでいるかが一目で分かるので、社長が状況確認に時間を使わずに済みます。
▶ 営業支援サービス「0っと」の詳細はこちら

よくある質問

Q1. 繁忙期に営業を始めたら、受けきれなくなりませんか?

A. そこが狙いです。営業は成果が出るまで2〜3ヶ月かかるので、繁忙期に仕込んだ案件が入ってくるのは、ちょうど閑散期になります。逆に閑散期から始めると、案件が来るのは次の繁忙期で、また波が大きくなります。

Q2. 作品の質で選ばれたいので、営業はしたくないのですが。

A. その考え方は間違っていません。ただ、作品を見てもらう機会がなければ、質は評価されません。営業は「売り込む」ためではなく、「見てもらう機会を作る」ためのものだと考えてください。

▶ 個人・フリーランスの方はこちらもどうぞ:動画編集で食えないのは、営業をしていないからです

Q3. コンペや相見積もりには参加すべきですか?

A. 年間枠のパートナーになれていない相手のコンペは、参加しても消耗します。価格でしか比較されないからです。逆にパートナー枠に入っていれば、コンペ自体が発生せず指名で来ます。順番が逆なんです。

Q4. どのくらいでアポが取れますか?

A. 規模とプランによりますが、弊社では月1〜8件のレンジでご案内しています。ただしアポ数だけを追うと失敗します。御社の得意領域と噛み合わない案件をいくら並べても、受注にはなりません。

最後に

映像制作会社の営業は、才能の問題ではありません!

動く時期と、狙う相手の問題です!

  • ✓動くのは繁忙期から。閑散期に入ってからでは遅い
  • ✓狙うのは直クライアントより、代理店の年間パートナー枠
  • ✓実績は持っている。それを営業の言葉に翻訳する

この3つだけです!

営業しないという選択もアリだと思っています。

ただ、紹介が止まってから考え始めるのだけは、やめておいたほうがいいです!

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この記事を書いた人: 原紀子

原紀子

【今日も元気にのりコプター!】 強く叩き過ぎてキーボードをめり込ませて破壊するパワー系女子。好きなものは地位と名誉と権力。変顔のレパートリーは800種類あるらしい。


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