今年こそ紹介頼りから卒業!制作会社が年始に始める“営業の仕組み化”
みなさんこんにちは!
大谷(おおや)です!

弊社は日本で唯一となる、「小規模のクリエイティブ会社」に特化をした営業代行を行なっている会社です!
これまでのべ1,100社以上(2025年12月現在)の営業代行実績があり、日々多くのご相談をいただいております!
さて、弊社のお客様の中でも特に多いのが制作会社!
制作会社にとって「紹介」は非常に重要な受注経路です!
信頼性が高く、単価も安定しやすく、顧客との関係づくりもスムーズに進む──。
しかし、多くの小規模クリエイティブ企業が見落としている重大なポイントがあります!
それは、「紹介には再現性がない」 ということです!
紹介は「運」や「タイミング」に依存しているため、来る月は忙しく、来ない月は売上ゼロ・・・という極端な波が生まれてしまいます!
これは一見すると仕方ないように思えますが、実はこの波が数ヶ月後・数年後の事業成長を強烈に阻害するのです!
年始のタイミングは、この悪循環を断ち切り、紹介がなくても安定して新規案件を獲得できる“仕組み”を作る最高のチャンスです!
ということで今回は、制作会社が紹介頼りから脱却するための“本当に実務で使える営業の仕組み化”を、年始にやるべき内容に絞って説明したいと思います!
「紹介が来なくても案件が生まれる状態」を目指す理由
まず理解すべきは、紹介の仕組みそのものです!
紹介の場合は下記の流れで生まれます!
紹介元が誰かに話す
↓
先方が興味を持つ
↓
そのタイミングでニーズが一致する
この3つが揃わない限り、紹介は発生しません!
つまり、制作会社側ではコントロールできないのです!
このような紹介だけの会社が陥るケースとして多いのが下記です!
・忙しい月と暇な月の差が激しい
・営業が止まって数ヶ月後に売上が途切れる
・人を増やしたくても安定しない
・“守りの姿勢”になり、チャレンジできない
・経営判断が遅れる(リスクを取れない)
もちろん紹介は大変ありがたいものですが、紹介が来ないと何もできない会社 は極めて危険です!
年始は会社全体が前向きになりやすく、計画も立てやすいため、“紹介以外で案件が入る仕組み” を構築するには最適な時期なのです!
営業の仕組み化は「3つの入口」を作ることから始まる!
紹介しか入口がないと事業は不安定になります!
そこで必要なのが “複数の新規流入チャネル” を作ることです!
制作会社に最も向いているのは、次の3つです!
◎(1)フォーム営業(再現性最強の入口)
小規模制作会社と最も相性が良いのがフォーム営業です!
・営業が苦手でも実行できる
・時間のあるときにまとめて送れる
・担当者に直接届く
・月安定した見込みの母数を作れる
・テキストの改善で成果を上げやすい
といった特徴があり、特に1月〜3月は企業の検討が動きやすいため、フォームからの返信率が普段より高くなります!
フォーム営業は“地味だけど確実に積み上がる”営業施策の代表です!
◎(2)テレアポ(短期の爆発力がある)
「テレアポ=古い」というイメージを持たれがちですが、実は制作会社とテレアポの相性は非常に良いです!
理由としては下記が挙げられます!
・企業側は制作会社の情報を知らない
・探すほどではないけど、良い会社があれば知りたい
・企画・広報・経営層へ直接届く
・即日アポが入りやすい
特に制作会社に限ったことではありませんが、小規模の会社にとって、ゲリラ戦を挑めるテレアポは非常に相性が良いと言われています!
制作会社で最も成果が出るのは、“採用動画・会社紹介・展示会動画”のタイミングに合わせたテレアポです!
年始のタイミングはまさにそれに該当します!
◎(3)既存顧客への3ヶ月フォロー(最強の受注率)
既存顧客は、すでに信頼関係があるため受注率が圧倒的に高い相手です!
しかし多くの制作会社は、「用件があるときだけ連絡する」というスタイルになっており、“雑談のようなフォロー” ができていません!
たった3ヶ月に一度、
「今年の採用周りで何か検討中はありませんか?」
「展示会の予定などありますか?」
と聞くだけで案件が生まれます!
既存フォローは 新規営業の10分の1の労力で10倍成果が出る こともあります!
仕組み化の核心は「営業日を固定すること」!
営業が続かない最大の理由は、能力でも、気持ちでもなく、単純に“時間がないから”です!
しかし制作会社にとって、営業は「余った時間でやる」ものではありません!
・年始のうちに
・火曜午前は営業
・金曜午前は既存フォロー
など、カレンダーに固定でブロックしてしまうことが重要です!
これをやるだけで、忙しい月でも“最低限の営業が必ず回る体制”になります!
■ 4. 営業代行は「仕組み化の外部パーツ」として最も効率が良い!
営業を仕組み化するといっても、少人数の制作会社が自社だけで全てこなすのは難しいですよね!
そこで活用できるのが営業代行です!
営業戦略の策定、ターゲット選定、リスト作成、電話・フォームなどの初回接点づくり、資料送付・日程調整などは営業代行に任せ、自分たちは「商談」と「制作」と「関係構築」という重要な部分だけを担うことで、効果的に売上を上げることが可能になります!
営業代行を使う会社は、営業の“面倒な部分だけ”を外部に任せ、最も成果に直結する部分だけに集中しているのです!
特に少人数の会社ほど外部化のメリットが大きく、下記のようなメリットが挙げられます!
・採用より圧倒的に安い
・ノウハウの蓄積が早い
・売上の波が小さくなる
・営業の仕組みが整う
・社長が制作に専念できる
つまり、営業代行の活用は、紹介頼りから卒業するための“最短ルート”でもあるのです!
まとめ
いかがでしょうか?
繰り返しになりますが、制作会社が紹介頼りから脱却するには、年始に次の3つを整える必要があります!
・新規流入の入口を3つ作る(フォーム・テレアポ・既存フォロー)
・営業日を固定し、習慣化する
・自社で難しい部分は営業代行で外部化する
いうまでもなく、紹介は素晴らしい受注経路です!
たくさん紹介をもらえるに越したことはありません!
しかし、紹介しかない状態というのは大きなリスクでもあります!
年始に仕組みを整えれば、1年の売上の波が小さくなり、精神的な余裕が生まれ、狙いたい顧客にアプローチでき、成長戦略が実現しやすくなります!
これぞ制作会社にとって理想的な状態ですよね!
2026年こそ、紹介頼りではなく自分たちでコントロールできる売上体制を作っていきましょう!
営業面でお困りごとやご相談がありましたら、是非お気軽にご連絡くださいませ!











