「売り込む営業」の時代はもう終わり!これからは「選ばれる営業」に!

どうも。
仲村です。
現在では、昔に比べて営業マンに会うメリットが
少なくなっていると言われています。
なぜでしょう?
答えは「インターネットの普及」です。
どういうことかというと、
インターネットが普及していなかった頃は、
営業マンというのは貴重な情報源でした。
営業マンしか知らない情報があったからこそ
営業マンに会うメリットがあったのです。
しかし今ではあらゆる情報がインターネット上に溢れています。
例えば何かものを買おうとした時でも、
まずはインターネット上で検討し、比較して購入する、
という事を誰でも当たり前に行っています。
つまり、「自分から手軽に情報を探す事が出来るようになった」のです。
そうすると当然、インターネット上で得られるような情報しか
持っていなければ会う必要はなくなってしまいます。
そのため、昔ながらの「足で稼ぐ」営業は
これからも少しずつ減少していくと言われています。
今は「売り込む営業」は必要とされないのです。
では、どんな営業が必要かというと「選んでもらう営業」なのです。
現代の営業マンに必要なものとは
では、今後営業という仕事がなくなるかというと、
そんな事はないと思います。
しかし、「営業」という仕事に対しての意識は
少し変える必要があるとも考えています。
具体的には、昔のようにゴリゴリの営業、いわゆる強引な営業、
「営業=売り込む」というイメージを大きく改めるべきです。
そもそも強引に営業をしたとしても、情報が溢れているこの時代、
自分たちの都合の良い情報だけを与える事は不可能に近いですし、
そんな営業をしていたら口コミサイトなどに書き込まれてしまい、
それ以降の営業自体もやりづらくなってしまいます。
情報のなかった時代であればそれで通用したかもしれませんが、
今はそのやり方が受け入れられる事はありません。
そしてもう一つ。
情報が溢れているからこそ、本当に質の高い情報を持つ
営業マンだけが必要とされていきます。
確かにあらゆる情報がインターネット上に溢れているため、
どんな情報も容易に探す事が可能になりました。
しかし逆に考えれば、情報量が多すぎるからこそ、
正確な情報や本当に自分に必要のある情報かどうかを
見つけ出すという事が難しくなっています。
ということは、そういった情報をたくさん持っていて、
その人に最適な形で提供出来る事が価値になります。
そういう意味では、「営業マン」だから営業だけ、という時代ではなく、
多角的に「売上を上げる」という目標を達成できる人の価値は高く、
「営業」という職種と「マーケティング」「広報・宣伝」といった職種の
垣根はどんどんなくして考えていく必要があるかと思います。
まとめ
繰り返しになりますが「売り込む営業」の時代は終わりました。
これからは「選んでもらう営業」です。
そのためには、有益な情報を持ち、選んでもらうための
仕掛けをしっかりと作っておかなくてはいけません。
我々のような中小企業でも、しっかりと戦略を立てていくことで、
「選んでもらうための仕掛け」を生み出していく事は可能です。
営業を「売り込むための方法」と捉えずに、
広く会社をブランディングしていくという意識に変えて
売上の上がる仕組みをつくっていきましょう。