5W3Hとは?将来起業したい学生も必見!ビジネス・マーケティングの基本

どうも。
仲村です。
4月になり、会社の近所にも新卒風の若者の姿が
多く見られるようになりました。
初々しいですね。
恐らく入社時には期待と不安でいっぱいだと思いますが、
徐々に仕事にも慣れていく頃でしょうか。
来年の今頃には弊社にも新卒が何人か入社している予定です。
今から楽しみですね。
さて、来年の新卒を採用しているということは、
現在は学生向けに新卒説明会や選考を行っている最中ですが、
ベンチャーに来たい学生さんの中には、
「将来起業したい」という思いを持った人も少なくありません。
そのために営業を身に付けたい!ということですね。
確かに起業するには営業力、というよりコミュニケーション力や
交渉力があった方がいいことは間違いありません。
自分自身もそうでしたが、起業するために営業を学ぶ
という考え自体は非常に良いと思います。
ただし、
「営業ができれば経営が出来る」
というのはまた違った話です。
営業マンであれば、既に会社が作ったサービスを販売すればいいだけですが、
起業をして経営者になったらそうはいきません。
なぜなら、まずは営業するための
サービスを自分で作らなくてはいけないからです。
どんなに営業力があっても、売るものがなければ意味がないですよね。
と、いうことで今日はビジネスをする時に考えなくてはいけない
「5W3H」について考えたいと思います。
5W3Hとは?
さて、そもそも「5W3H」とはなんでしょうか?
この「5W3H」というのは文字通り、
5つの「W」から始まる言葉と3つの「H」から始まる言葉で
成り立っています。
■5W
・What(何を)何を売るのか
・Where(どこで)場所
・Who(誰に)誰に売るのか
・When(いつ)いつ売るのか
・Why(なぜ)理由
■3H
・How (どうやって)営業手法
・How much (いくらで)サービス単価
・How many(どれくらい)サービス量
5つのW、3つのHは、ビジネスに必要な要素 の頭文字なのです。
例えば、新しくビジネスを考えようとした時には、
この「5W3H」に沿って考えていきます。
では、実際にこの8つの要素をどのように考えるのでしょうか。
具体例
・What(何を)何を売るのか
まず、何を売っていくか考えます。
自分たちの資産(ヒト・モノ・カネ)から、
何を提供することができるのかを考えていきます。
【例】パンをつくれる技術がある。
→あんぱんを売ろう!
・Where(どこで)場所
サービスが決まったら、どこでそのサービスを
販売するのかを決めましょう。
【例】人がたくさんいる丸の内のビジネス街で売ろう!
・Who(誰に)誰に売るのか
そのサービスを誰に向けて販売するのかを考えます。
【例】丸の内で働いているビジネスマンに売ろう!
・When(いつ)いつ売るのか
そのサービスをいつ、どのようなタイミングで販売するかを考えます。
【例】ビジネスマンのお昼休みに売ろう!
・Why(なぜ)理由
なぜそのサービスを売るのか、理由や目的を考えます。
【例】お昼休みはどの店も人がいっぱいで、行列に悩んでいる
ビジネスマンが多いから、それを解決してあげよう!
・How (どうやって)営業手法
どのような方法でそのサービスを販売するのかを決めましょう。
【例】車の移動販売で売ろう!
・How much (いくらで)サービス単価
サービスの単価を設定します。
【例】1個100円で販売しよう!
・How many(どれくらい)サービス量
提供するサービスの数量を設定します。
【例】1日100個限定で販売しよう!
このように「5W3H」を考えていくと、
ビジネスに必要な要素を埋めていくことができます。
もちろん、適当に考えてはあまり意味がないので、
しっかりとリサーチをして考えていくことが必要ですが、
まずはこういった考えがあるということを把握しておきましょう。
まとめ
この5W3Hというのは、ビジネス設計でも使えますし、
メモの取り方や上司への報告などでも活用出来る考え方です。
将来起業したい!
と思っている人は営業力はもちろん、こういった視点で
物事を考えていくことも成長できる秘訣です。
様々な視点で仕事をしていくことで
より自分自身を高めていきましょう。