売上の波をなくそう!請負の中小制作会社の繁忙期と閑散期とは?

どうも。
仲村です。
弊社は日本で唯一、小規模のクリエイティブ・IT企業に特化をした営業代行を行なっている会社です。
中小企業を中心に、個人事業主なども含めこれまで約1,100社の営業代行実績がございます。
さて、今回のテーマは「請負で仕事をしている制作会社の繁忙期と閑散期」についてです。
どの業界にも年間を通して忙しい時期と、そうではない時期があると思いますが、制作会社は特にその時期が顕著になりがちです。
ということで、色々な制作会社の繁忙期と閑散期について考えていきたいと思います。
制作会社の繁忙期と閑散期
請負で仕事をしている中小の制作会社は、業種やクライアントの業界によって繁忙期と閑散期が異なります。
制作会社のスケジュールを把握することで、効率的な営業活動やスケジュール調整が可能になります。
今回は、映像制作会社、グラフィック・DTP制作会社、Web制作会社、イラスト・漫画制作会社、3DCG・モデリング制作会社の忙しい時期と暇な時期について詳しく解説します。
映像制作会社(CM・PR動画・企業VP・番組制作など)
【繁忙期】
・12月~3月(年度末・新年度準備)
企業の予算消化のため、年度末に向けた動画制作の依頼が増える。
新年度の採用活動に向けた企業PR動画や採用動画の制作案件が活発化する。
・8月~10月(下半期スタート・イベントシーズン)
企業の下半期予算の動きが活発になり、新しいプロモーション動画の制作が増える。
展示会や周年イベントなどでの映像制作案件が増加。
【閑散期】
・4月~5月(新年度直後)
企業の予算が確定するまで発注が控えられるため、新規案件が減少。
6月~7月(夏休み前)
イベント前の谷間となり、新規案件が少なくなる。
グラフィック・DTP制作会社(カタログ・パンフレット・広告制作など)
【繁忙期】
・1月~3月(年度末予算消化・新年度準備)
企業の広報・販促ツールの刷新が活発化。
学校案内や進学塾のパンフレット制作のピーク。
・7月~10月(秋の販促・展示会シーズン)
秋冬商戦(食品・アパレルなど)の販促物制作が増える。
展示会用のパンフレットやカタログ制作が活発に。
【閑散期】
・4月~6月(新年度直後)
企業の販促予算が確定せず、新規案件が少ない。
・11月~12月(年末の谷間)
クリスマス・年末商戦の案件は前倒しで発注されるため、制作が落ち着く。
Web制作会社(ホームページ制作・LP制作・バナー広告など)
【繁忙期】
・12月~3月(年度末予算消化・新規事業立ち上げ)
企業のWebサイトリニューアル案件が増加。
採用サイトの制作依頼が急増。
・6月~10月(下半期の広告運用準備)
夏商戦・秋商戦に向けたLPやバナー制作の案件が増加。
【閑散期】
・4月~5月(新年度直後)
企業のマーケティング予算の確定待ちで発注が減少。
・11月~12月(広告運用の切り替え期)
年末年始の広告案件の仕込みが終わり、案件が落ち着く。
イラスト・漫画制作会社
【繁忙期】
・2月~3月(年度末予算消化)
企業のコンテンツ企画やPR案件の依頼が増加。
・8月~10月(販促キャンペーン・展示会)
秋冬商戦のPR案件で漫画やイラストの活用が増加。
【閑散期】
・4月~5月(新年度直後)
企業のコンテンツ企画が落ち着く。
・11月~12月(年末進行後の谷間)
年内納品の案件は10月までに動いており、12月は少し落ち着く。
3DCG・モデリング制作会社
【繁忙期】
・1月~3月(新製品発表・展示会)
企業のプロダクトビジュアル制作が増加。
・7月~10月(ゲーム・アニメ・建築業界の繁忙期)
ゲーム業界の年末商戦向けコンテンツ制作がピーク。
建築業界のプロジェクト発注が増加。
【閑散期】
・4月~5月(新年度直後)
企業の予算が確定するまで発注が控えられる。
・11月~12月(次年度の準備期間)
年内のプロジェクトは完了し、新年度の案件が始まるまで落ち着く。
まとめ
いかがでしょうか?
もちろん、どんな業界や会社をクライアントにしているかによって異なりますが、多くの制作会社で共通するのは、「年度末の予算消化」や「下半期の販促シーズン」に仕事が集中し、「新年度直後」や「年末進行後」に仕事が減る、ということです。
毎年なんとなく過ごすのではなく、このサイクルをきちんと理解して営業活動を最適化することで、繁忙期に案件を取り逃さず、閑散期に新たなビジネスチャンスを探ることができます。
特に中小の制作会社は、この波を上手く活用しながら、年間を通じて安定した業務を確保することが重要です。
ぜひ、自社の業種やクライアントの特性と照らし合わせながら、最適なスケジュール戦略を立ててみてください。
弊社のお客様でも、繁忙期に種まきをして閑散期に刈り取ったり、年間を通じて安定した売上を立てるための戦略を取るケースが非常に多いです。
年間を通して売上の波を小さくしたい、閑散期に案件をもっと取りたい、安定した売上を見込める体制を作りたい、といった課題をお持ちの方は、事例のご紹介や具体的なご提案が可能ですので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。