【IT営業代行】SEO会社が電話営業?WEB制作会社なのに○○はNG!

プルルルル・・・・
「はい、株式会社○○です!」
「お世話になります。私、株式会社××のボボボーボ(仮)と申します。実は弊社SEOを行なっておりまして、御社の検索順位をあげるご提案をしています!」
「ほうほう。検索順位が上がったらどんないいことがあるんですか?」
「ネット上で集客ができるようになったので、営業する必要がないのです!」
「ふむふむ。ということはSEOがうまくいけば、WEBから問い合わせが来るようになるのでこちらから営業しなくていいということですかね?」
「そうです!どうですか?素敵な話でしょう!もう営業で疲弊することはないんですよえ!」
「では、あなたはなぜ今電話営業をしているのですか?あなたが言ってることが本当ならば電話営業などする必要はないですよね?」
「そ、それは・・・・」
「はい、論破〜」
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どうも。
仲村です。
上記はSEO会社から営業が来た際のアメリカンジョーク的なやり取りです。
実際にこんなやり取りをしたことはないのですが、SEOの会社から電話営業が来た時に同じようなことを考える人は少なくないのではないでしょうか?
これはSEO業者に限らないのですが、自分たちのサービスの見せ方や表現を間違えると、このように矛盾した営業になってしまう可能性があります。
「SEOの会社だからSEOだけで集客しなくてはいけない」ということでは決してありませんが、伝え方を間違えてしまうと相手から何か突っ込まれた時に答えられません。
相手から何か突っ込まれた時に答えられないような人に依頼することはありませんし、営業として失格ですよね。
WEB制作会社の場合
さて、弊社はIT・クリエイティブに特化をした営業代行を行なっているのですが、同じようなことがWEB制作会社でも発生することがあります。
それは、「WEB制作会社なのに自社のWEBサイトがない(もしくはダサい)」ということです。
「うちはめちゃくちゃカッコよくてイケてるホームページ作れますよ!」
って言ってるヤツのホームページがめちゃくちゃカッコ悪かったら、
(こいつ大丈夫かな・・・?)
ってなりますよね。
そんなことあるわけないじゃん!と思うかもしれませんが、実は意外とそういったWEB制作会社は多いのです。
それには理由が2つあります。
1つ目は、案件は新規ではなく紹介や人脈から仕事をもらっているからです。
基本的にホームページを「知らない人に知ってもらうためのツール」として考えている場合、新規営業をしていない企業だとホームページの存在意味があまりありません。
そのため、とりあえずホームページは形式上あればよく、コンテンツを充実させる必要性を感じていないのです。
そして2つ目は、「忙しくて自分たちのホームページに割く時間がない」というものです。
1つ目の理由にも繋がりますが、こういった企業の場合、自社のホームページの優先順位は高くありません。
ホームページを更新しなくても仕事自体はある、というケースだと特に、自社ホームページの更新は後回しになり、クライアントの制作が優先になっていきます。
まぁどちらも要は「自社のホームページを充実させなくてもいい会社」ですね。
しかし、新規での案件を獲得したいと考えているのであれば、自社のホームページを充実させたり更新することにデメリットはありません。
特にWEB制作を売り物にしているのであれば、自社のホームページは実績と並び大きな営業ツールになり得ます。
使わないのはもったいないのです。
どのような会社に見られたいか?
自社のホームページというのは「会社の顔」です。
何も知らない人は、ホームページを見てどんな会社か判断します。
例えば、弊社のようにちょっとふざけてたり、クリエイティブ業界向けに色々なコンテンツを発信していたりすると、「ベンチャーっぽいな」とか、「面白そうな会社だな」みたいな印象を持ってもらうケースが多々あります。
そうすると、似たような考えや雰囲気の会社からは共感してもらえることが多く、問い合わせや仕事に繋がる場合も少なくなりません。
逆に、キチッとした印象のホームページであれば、「真面目そうだな」とか「歴史がありそうだな」といったイメージを持たれることもありますし、ホームページの印象=その会社の印象に繋がるのです。
ということは、自分たちがどう見られたいかやどんな案件が欲しいのかを考えた上でホームページに反映させることは、WEB制作会社にとって非常に効果的な営業になります。
制作実績と同じく、それ自体が営業や宣伝になるのです。
営業の相乗効果が見込める!
また、ホームページを充実させておくと、営業活動の中でもメリットは多くあります。
例えば、電話やメールなどで営業をした場合、何も知らない相手はまず会社のホームページを見ますよね。
その時に「おっ!いいホームページだな!」と思われれば、次につながる確率は高まります。
さらに、その時は断られたとしてもホームページの印象が良くずっと覚えてたり、後々ホームページを見て気になった、というようなケースも0ではありません。
ホームページに自信がある会社であれば、あえてアポイントを取るのではなくホームページに誘導するという戦略を取る企業もいます。
ホームページを見て気に入ってくれた人の成約確率は、通常よりも高くなる事が多いです。
営業効果を高めるためにもホームページの存在はプラスになるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
これはSEO会社やWEB制作会社に限ったことではありません。
ニキビだらけの人が美顔クリームを売っていても説得力がないように、自分たちのサービスを良く伝えるのはいいことですが、そのためにはしっかりとした準備や裏付けが必要です。
そうしないと説得力がなくなりますし、営業効率も悪くなります。
WEB制作の会社であれば、自分たちのホームページを充実させておくだけで、「この会社にホームページを作ってもらいたい!」と思われることにも繋がりますし、良い相乗効果も生みやすくなります。
弊社では、これ以外にも新規取引先を増やすための各種サポートをさせて頂いております。
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とお考えの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。