中小企業はスピードで成約率が変わる!その場で行動することが大切!

どうも。
仲村です。
我々は、1〜20名程度の中小企業、その中でも特に少人数の企業を中心に営業支援をしております。
中小企業は、大手企業に比べて売上はもちろん、予算や人数(リソース)などは当然少ないですし、知名度や人気もありません。
新卒の就活などを見ても、中小企業より大手企業への就職を希望している学生が圧倒的多数です。
では、我々のような中小企業が大手企業に勝る部分とはなんでしょうか?
それは「スピード」です。
一般的に組織が大きくなればなるほど、何かを決断するために時間がかかるようになります。
例えば、10000人の会社が何か制度を取り入れようとしたり変えようとしても、当然ながらすぐには変えることは難しいですよね。どれだけ風通しの良い会社であっても、ある程度の時間はかかってしまうと思います。
しかし、数人の会社であれば、極端な話「今すぐ変えよう!」ということも出来てしまうのです。
これが「スピード」の差になります。
スピードが早いメリット
では、スピードが早いメリットとは一体なんでしょうか?
最も分かりやすいメリットとしてはやはり、「時代の流れに対応しやすい」ということでしょう。
インターネットが普及して昔に比べて情報量が膨大に増えた現代ではスピードが非常に重要です。
会社やサービスの方向性を柔軟に早急に切り替えていけるのはビジネスにおいて大きなアドバンテージになりますし、他社に差を付けることが出来ます。
また、中小企業の場合自分自身で決断しなければいけない機会も多くなりますので、責任感を持って仕事ができますし、判断や処理のスピードが速くなれば速くなるほど多くの仕事をこなせるようになるので、働くスタッフにとってのメリットも大きいのです。
営業でもスピードが重要!
さて、「スピード」についてお話しましたが、これは営業においても同じです。
営業の世界でもスピードは非常に重要になります。
例えばお客様から「見積もりくれない?」と言われた時に、すぐ対応する人と翌日対応する人だったら、どちらの人にお願いしたいと思うでしょうか?
もちろん内容によりますが、同じ内容だとしたら、恐らく多くの人は「早く対応してくれた方」だと思います。
逆に、レスポンスが遅い人だと、「実際に仕事頼んでもレスポンス遅いのかなぁ・・・」と思われてしまいますし、そもそもその間に仕事自体がなくなったり他社に取られてしまっている可能性すらあるわけです。
また、営業後のサンクスメールなども、当日キチンと送る人と、数日後に送る人だと印象が大きく異なります。
人は時間が経てば経つほど記憶は薄れていきますので、会ってから出来るだけすぐサンクスメールを送ることで記憶にも残りやすくなるのです。
このような話をすると、「他の業務が忙しくて・・・」と言い訳をする人もいますが、そのせいで失注しているのであれば本末転倒です。
営業の目的は「売上を上げること」ですので、そのために最善の選択肢を、最善のタイミングで行うべきなのです。
フットワークの軽さ
ビジネスにおいて「あの人はフットワークが軽い」というような評価を受けている人がいますが、営業において「フットワークが軽い」と思われることはとても大きなメリットがあります。
なぜなら、何か困りごとがあった時に気軽に相談しやすいからです。
連絡をしてもなかなか反応がなかったり、忙しそうにしている人よりも、すぐ反応してくれたり、気軽に足を運んでくれる人の方が相談しやすいですよね。
実際にその人が解決できないとしても、フットワークが軽い出来る営業は「うちでは対応できませんが、そういうのが得意な人知ってるので紹介しますね!」と言ってすぐその人を紹介したりします。
そうすることで信頼を得られますし、その結果「情報が集まる」のです。
現代の営業において「情報が集まる」というのは何よりの強みです。
逆に腰が重い人、先ほどの例で言えば「あー・・・そういうのはうちは出来ないですね。」で終わってしまう人はそこで終了です。
相手は次また相談しにくくなりますし、貴重な情報源を一つ失っているのです。
もちろん速さが全てではありませんが、スピードがある人や会社には情報が集まります。
営業で言えば、特に新人や若手はせめてスピードくらいは先輩や他社に負けないようにしないと勝ち目はありません。
逆に言えば、スピードがあればそれだけで大きな武器になるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
「スピード」を意識するだけで、相手の信頼を得られ、様々な情報が入手出来るようになるのです。
その結果、営業での成績も大幅に上がる可能性も大いにあります。
特に「中小企業の営業」こそ「スピード」を武器にして案件をどんどん獲得していきましょう!
少人数・中小企業の経営者で営業にお困りの方は是非お気軽にご相談下さいませ。