デザイン事務所や制作会社が営業しにくい理由とは?クリエイティブ専門の営業代行

こんにちは!
原です!
弊社は、日本で唯一、「少人数、小規模のクリエイティブ業界に特化をした営業支援」をしている会社です!
新規顧客を獲得するためのパートナーとして、多くのクリエイティブ企業や個人事業主の方とお取引をしているのですが、その中でも「デザイン」や「制作」関連のお客様は非常に多くなっています。
よく、「クリエイティブの営業って難しくない?」と聞かれますが、正直とても難しいです!
そのため、弊社以外でクリエイティブの営業を専門でやっている営業代行はありません。
営業が難しい理由はいくつかあるのですが、今日はそのうちの一つについて考えていきたいと思います!
クリエイティブの営業がやりにくい理由
デザインや制作などのクリエイティブ企業が営業をやりにくい理由、それはズバリ、
「金額が決まっていない」
からです!
もちろんパッケージ化しているものや、金額を明確にしている場合もありますが、基本的には一般的なサービスに比べて「定価がない」ものになります。
そのため、他のサービスに比べて相手がイメージしづらかったり、判断がしにくかったりという事が起こりやすく、結果「営業がやりにくい」という所に繋がってしまうのです!
金額が分からないと売りにくい理由
例えば、冷蔵庫を買うとします。
冷蔵庫であれば、各メーカーや家電量販店で明確な「金額」を定めていますよね。
そうすると、当然ながら他の商品と比較もできますし、機能や大きさなどもその金額を基準として考える事ができます。
このように、何かを買おうとする時に、「金額が基準になって比較や検討をする」という行為は、購入を決断するにあたって非常に指標になりやすい項目なのです!
つまり、金額が分からないと、最終的な判断が出来ませんよね。
判断が出来ないということは、購入出来ない、ということになります。
金額の考え方
ここがクリエイティブの営業の難しい所なのです。
「じゃあ金額をつければいいの?」
と言われればそれはそれでまた違いますし、どうやって金額をつけるの?という話にもなります。
例えば「WEBサイトをつくる」と一言で言っても、何ページなのか、どんな機能を付けるのか、納期はいつまでなのか、テキストや写真素材はどちらが用意するのか、など、様々な要素を明確にして、社内のリソースを確認し見積もりを出しますが、基本的には制作に携わる人たちの人月単価を考えて最終的な金額を決定させるはずです。
なので、「うちのWEBサイトは○○円です!」とか、「うちのデザインは○○円です!」というのが言えないんですね。
そのため、「まずは話を聞く」事が必要ですし、それに対しての提案が必要になり、他サービスに比べて「成約までに時間がかかる」のです!
だから=「クリエイティブの営業は難しい」という事になるんですね!
金額が決められないなら!
では、「金額が決まっていない」という面をどのように解決すればいいのでしょうか?
前述の通り、明確な金額を定める事は難しいです。
しかし、「金額をイメージさせる」事は可能です!
どういうことかというと、「ここまでやったら○○円」という目安を設け、目に見える形で提示をするのです。
例えば実績集を見せるとしても、「この作品だと○○円」「この分だけ担当して○○円」というように、価格を分かりやすく伝える事で、相手に「これくらいの予算だとこれくらいのものが出来る」という事をイメージしてもらう事が出来るようになります!
まとめ
いかがでしょうか?
デザインや制作を始めとしたクリエイティブは、他業界に比べ営業がやりにくかったり、成約までに時間がかかったりするケースが多いですが、逆に言えばしっかりしたやり方で営業をすれば、他社と差をつける事が出来るのです!
業界の傾向や他社事例、自分達だったらどんな営業ができるのか?など、気になる事があればお気軽にご相談下さいませ!