ハンコ一つで印象が変わる?営業マンは細かいチェックを忘れずに!詰めの甘さが受注を逃す!

どうも。
仲村です。
先日、興味深い記事を見つけました。
→上司へのハンコ、斜めに押す? 金融業界の「おじぎ」慣習 「社畜!ゴマすり!」ネットでは批判の声も
金融業界ではハンコを押すとき、左斜めに傾けて押す慣習が存在するそうです。
「ハンコは1ミリもぶらさずまっすぐ押すべし!」
と教えられてきた私にとっては、そういう文化もあるんだなぁと非常に興味深かったのですが、営業で言えばやはり曲がっているよりまっすぐの方がいいですよね。
営業マンは見積もりや請求書、社内稟議などハンコを押す機会も多いかと思いますが、特にお客様に提出する書類に関しては、ハンコ一つ押すにしても細心の注意を払い対応するべきです。
なぜなら、例えばハンコが曲がってたり、朱肉が薄かったりしたら、相手からしたらどういう印象を持たれるでしょうか?
・なんかだらしないなぁ・・・
・この人に大事なことを任せていいのだろうか・・・
というような印象を持たれてしまうかもしれません。
そもそもそういった書類を許す会社なんだ、と会社の程度を疑われてしまう可能性もあります。
よい商品をご案内していても、すごく気に入ってもらえていても、そういった些細なことで印象が変わってしまうということがあるのです。
特にそういう風に教えられてきた方ほど、そういったことには目が留まります。
そういった「気を付ければどうにかなること」でマイナスになってしまうのはあまりにももったいないですよね。
営業マンは細かいところを意識する!
まっすぐハンコを押すとか、しっかり朱肉をつけて印鑑を押す、
といったことは営業マンであれば当たり前にやってほしいのですが、それ以外にも細かいところでお客様の印象を悪くしてしまうことは沢山あります。
例えば・・・
・スーツやシャツのボタンが外れている
・提案書の線や図が少しずれている
・提案書の書体がページによって違う
・打ち合わせ中に携帯が鳴る
・打ち合わせ中に足を組んでいる
・書類や資料が折り曲がっている
などなど、気を付けていれば起こらないミスをしてしまうのはすごくもったいないです。
逆に言えば、こういった当たり前の事を当たり前にこなせる人はしっかりと信頼を得る事が出来ます。
我々のような対面での営業の場合、お客様はただ「サービスを買う」のではなく、「あなたからサービスを買う」のです。
対面せずに成立する営業と異なり、「人」で選んでいるのです。
自分がされたら気になることは、相手もきっと気になります。
些細なことほど気になってしまうものです。
「隙がない」というのとはニュアンスが違いますが、「大事なところはしっかり押さえている」という印象を与える営業が選ばれます。
まとめ
お客様は意外と(?)営業マンの細かいところまで見ています。
昔、契約寸前のお客様のビルの前で飲食をしていたら、それを見られて申し込みがなくなってしまった、といった事例も聞いたこともありますし、どんなによい提案をしても、些細なことで台無しになってしまうこともあり得ます。
「出来る営業マン」というのはやはりそういった些細なこともきちんと出来ています。
常日頃から会社を代表している営業マンだという意識を持ち行動することで、そういったつまらないミスはなくなっていきます。
最後の最後でもったいないミスをしないよう、細かいところにも気を付けられる営業を目指しましょう。